アトレティコ・マドリーは、開幕したばかりのシーズン最初の国際試合期間に向けた招集を受け始めています。今回は、一度に4人もの選手が招集されました。
ディエゴ・パブロ・シメオネ監督のもとには多くのアルゼンチン人選手が在籍していますので、これは予想できたことでもあります。そのうち5人のうち4人がリオネル・スカローニ監督率いるアルゼンチン代表に招集されました。レオ・メッシを筆頭にした31名のリストに名を連ね、2026年ワールドカップ南米予選のベネズエラ戦とエクアドル戦に臨みます。
アトレティコは、ロドリゴ・デ・パウルとアンヘル・コレアという2人の選手を失ったにもかかわらず、依然としてアルゼンチン代表に最多の選手(4人)を送り出すクラブであり続けています。なお、デ・パウルは現在インテル・マイアミに、コレアはティグレスに所属しており、それぞれのリーグで素晴らしいスタートを切ったことから、引き続きスカローニ監督に招集されています。
今回、スカローニ監督が招集したアトレティコの選手は、ナウエル・モリーナ、ジュリアーノ・シメオネ、フリアン・アルバレス、ティアゴ・アルマダの4人です。唯一招集されなかったアルゼンチン人選手はフアン・ムッソです。GKはエミリアーノ・マルティネス(アストン・ヴィラ)、ワルテル・ベニテス(クリスタル・パレス)、ヘロニモ・ルジ(オリンピック・マルセイユ)が選ばれました。興味深いことに、ベニテスはPSVに所属していた頃、ヤン・オブラクの控えGKとしてアトレティコと交渉されていましたが、合意には至りませんでした。
代表に2番目に多く選手を送り出したのはマルセイユです。前述のベニテスに加え、レオナルド・バレルディとファクンド・メディナという2人のDFが招集されましたが、彼らも以前アトレティコが注目していた選手でした。続いて、インテル・マイアミ(デ・パウルとメッシ)とリーベル・プレート(モンティエルとアクーニャ)が、それぞれ2人ずつ選出しています。
また、キャプテンのメッシに加え、マンチェスター・シティのFWクラウディオ・エチェベリ、ポルトのMFアラン・バレラ、そしてレアル・マドリーに新加入したフランコ・マスタントゥオーノなど、アルゼンチンの若き才能もリストに含まれています。
さらに、ゴンサロ・モンティエルとマルコス・アクーニャ(リーベル・プレート)、フリオ・ソレル(ボーンマス)の復帰も驚きをもって受け止められています。後者2人はいずれも左サイドバックで、すでにレギュラーのニコラス・タリアフィコがいるポジションです。
また、スカローニ監督は今回初めて、パルメイラス所属のCFホセ・マヌエル・ロペスを招集しました。
南米予選の直近2試合では、アルゼンチンは9月4日にブエノスアイレスのモヌメンタルでベネズエラと対戦し、その5日後にはグアヤキルでエクアドルと戦います。アルゼンチンは35ポイントを獲得しており、エクアドルとブラジルに10ポイント差をつけて首位に立っています。この3か国はすでに、2026年6月11日から7月19日にかけて開催されるワールドカップ出場を決めています。
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