アトレティコ、依然として審判団訪問の日程決まらず

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今夏も例年通り、シーズン開幕前にはCTA(審判技術委員会)による全審判員の訪問が、プリメーラ(1部)およびセグンダ(2部)の全クラブのロッカールームで行われています。この訪問では、主審が審判の重要な指針を改めて選手やコーチ陣に伝え、さらに新シーズンに向けた新ルールや変更点を説明します。特に今季は、インターナショナル・ボードがクラブワールドカップですでに導入した「GKの8秒ルール」など、複数の新ルールが加わっています。

しかし、アトレティコ・マドリーの場合、この会合の日程はいまだに決まっていません。クラブワールドカップ出場による短期間でのプレシーズン調整に加え、3試合の親善試合のうち2試合を国外で行ったためです。最初の試合は8月3日にポルト戦(ポルトガル)、2試合目は8月6日(水)にマハダオンダで、そして最後は先週土曜日にイングランドでニューカッスル戦を行いました。日程が合い次第、CTAが任命する審判員がシメオネ監督率いる選手・スタッフを訪問することになります。クラブ側が候補日を提示し、審判団と調整します。この訪問は、マドリード自治州所属の審判か、国際審判員が担当します。

なお、今季からは試合の担当審判が試合前日まで公表されないという新ルールも導入されます。そのため、アトレティコは、次の日曜21時30分開始の開幕戦エスパニョール戦においても、担当主審を知るのは土曜日16時までとなります。

攻撃への対抗策
一方、アトレティコの永遠のライバルである首都のレアル・マドリーは、すでに審判団訪問を受けています。それは先週日曜日のことで、訪問を行ったのは国際審判員のハビエル・アルベローラ・ロハス氏でした。ラ・マンチャ出身の同氏は、マドリーの選手全員とシャビ・アロンソ監督率いるコーチ陣にすべての指針を説明しました。

また、既報の通り、今年1月のスペイン・スーパーカップ以降、審判員たちはサンティアゴ・ベルナベウでの試合時にレアル・マドリーが用意する主審への贈り物を受け取らないことを決定しています。審判団にはすでにプロ審判員全員が所属する協会が存在し、彼らは受けたあらゆる攻撃に対して法的措置を取れる体制を整えています。

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