今夏バルセロナを退団したルイス・スアレスが、リオネル・メッシの将来について言及した。
バルセロナ退団を希望し、ブロファックス(スペインの内容証明郵便)で移籍希望を提出したメッシ。しかし『Goal』のインタビューではジョゼップ・マリア・バルトメウ会長との確執に言及しつつも、契約解除金7億ユーロの支払いは不可能であり、バルセロナを相手取って裁判はできないとし、残留を決意した。
そんなメッシについて、今夏戦力外通告に伴いアトレティコ・マドリーへと移籍したスアレスが言及。『ESPN』に対して、親友は辛い時期を過ごしていたと語った。
「レオとの関係をリスペクトし、その時何を話していたかは言わないよ。でも、彼は困難で複雑な状況を生きていた。退団を望んでいたけど、クラブはそうではなかった。僕は彼をサポート・ケアし、少しでも気を紛らわせようとしていたよ」
「(バルセロナ側は)僕をメッシから遠ざけたかったのだと思う。恐らく、レオと良い関係があることが彼らを悩ませたんだろう。彼らはレオに僕と一緒にいて欲しくなかったんじゃないかな」
「メッシがバルセロナを退団したがっていたことは、僕に対するジェスチャーじゃないよ。彼らはレオの決断をリスペクトするべきだった」
そんなメッシだが、現行契約は来年6月までとなっており、来夏の去就には再び注目が集まっている。スアレスは、上層部が変われば残留する可能性もあるだろうと指摘した。
「メッシが他のクラブでプレーする可能性はあるかもしれない。でも彼が居心地の良さと幸せを再び感じ、新しい上層部が到着すれば、バルセロナに残りたいと思うだろう」
「友人として、彼がバルセロナでうまくやってくれれば嬉しいよ。でも、他のクラブに行かなくてはならなくなったとしても、僕は嬉しく思う」
なおバルセロナでは、有効署名が必要数を超えたため、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長に対する不信任投票を実施することに。詳細な日程はまだ明らかとなっていないが、11月中旬以降に投票が行われると見られている。
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