アトレティコの1×1:フリアンとグリーズマンが得点、バエナとアルマダが試合を作る

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オブラク
スロベニア人GKは試合序盤こそあまり仕事がありませんでしたが、時間が経つにつれニューカッスルが徐々に危険な場面を作り出しました。トリッピアーのFKやジョエリントンのヘディングなどが、彼にとって最も厄介な場面でした。それでもヤン・オブラクはゴールマウスで再び頼れる存在であることを示しました。

ジョレンテ
スペイン人MFは右サイドで前半30分間アクティブに動きました。決定的なプレーはなかったものの、アトレティコにフィジカルと献身をもたらす存在であることを改めて示しました。

ル・ノルマン
センターバックとしてはベストな出来ではなく、何度かサイドからのクロスを許してしまいました。

ハンツコ
4分にエリア外からシュートを試みましたが、枠を捉えられませんでした。守備では安定感を見せましたが、33分にゴードンへの踏みつけでイエローカードを受けました。61分に他の先発メンバーと共に交代。

ルッジェーリ
守備ではエランガの突破に苦しみました。特に15分にはスピード不足で危ない場面を作られました。攻撃参加も見せましたが、ボールを失ってサイドを空けてしまい、相手にチャンスを与える場面もありました。それでも別の攻め上がりではシュートまで持ち込みましたが、GKポープに阻まれアトレティコ初得点はなりませんでした。

ジュリアーノ
10分過ぎに右サイドを突破しましたが、クロスは精度を欠きました。前半にはバエナからのロングパスで単独でGKポープと対峙するチャンスがありましたが、シュートは枠を外しました。全体的には無難な試合。

カルドーソ
アメリカ代表MFはシメオネ戦術の要ともいえる存在で、ビルドアップの際には必ずボールを預かりました。守備でもニューカッスルの脅威を最小限に抑える動きを見せ、安定したパフォーマンス。

ギャラガー
本来の力をまだ発揮できていません。序盤は攻撃で積極的に動いたものの、徐々に存在感が薄れました。ビルドアップ面では課題が残りました。

アルマダ
フリアンの先制点は彼の足元から始まりました。見事なスルーパスで同胞を走らせ、バエナとの連携からゴールが生まれました。それ以外でも、シメオネの求めるゲームメイクをこなし、球際でもパス精度でも高い評価を得られる内容。夏の新戦力として素晴らしい出来でした。

バエナ
こちらも新戦力の1人で、フリアンの得点をアシストしました。積極的なプレッシングやポジショニングで攻撃を活性化。攻撃時にはライン間で受けたり、低い位置に下がったりと柔軟な動きを見せました。安定感のある試合。

フリアン・アルバレス
50分にアルマダの起点から生まれたカウンターを決め切り得点。前半には2本のシュートを放つも得点ならず。今季プレシーズン最後の親善試合での得点は、チームにとって朗報。

交代選手(61分〜)

ムッソ
30分間の出場でほとんどシュートを受けず。ロングパスで2点目の起点となる。

モリーナ
大きなミスはなかったものの、依然として調子は上がらず。

プビル
30分間、右センターバックとしてプレー。開幕当初はこのポジションが主戦場になりそう。

ラングレ
30分間、安定した守備を披露。

ガラン
左サイドで堅実な守備。攻め上がりではタウフィックへの折り返しで決定機を作るも、ポープに阻まれる。

コケ
セカンドユニットの司令塔として落ち着いたプレーを見せる。

タウフィック
ボール奪取に積極的で、闘志を感じさせるプレー。78分にイエローカード。

ヤノ
シメオネからの信頼に応える良いプレー。必要な時に戦力になれることを証明。

カルロス・マルティン
プレーにあまり関与できず。

セルロート
ムッソのロングパスを収め、到着したグリーズマンにアシスト。シメオネの構想入りを狙う。

グリーズマン
2試合連続ゴール。前節ラージョ戦に続き、この試合でも左足でポープを破る得点を記録。今プレシーズンの大きな収穫の一つ。

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