ラージョ、アトレティコと非公開練習試合で対戦

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アトレティコ・マドリーとラージョ・バジェカーノは、今週水曜日21時より、セルロ・デル・エスピノにて非公開の練習試合を行います。この試合は一般公開されず、観客の入場はありません。試合開始から最初の15分間のみ映像撮影が許可されており、もちろんテレビ中継もありません。

これは通常の親善試合とは異なりますが、ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコがコンディションを上げていくための実戦の場となります。アトレティコは日曜日、ド・ドラゴンでポルトと対戦(1-0でポルトの勝利)し、試合勘を取り戻す機会となりましたが、ポルトがすでに6試合を消化していたため、試合には差が出ました。

その試合では、アルゼンチン人指揮官は前半と後半で異なる2つのチームを起用しました。前半に出場したメンバーが、8月17日に行われるラ・リーガ開幕戦(対エスパニョール)で起用される主力メンバーに近いと見られています。シメオネ監督はこの試合でもそのチームをベースに調整を続け、新たに加入したハンツコ、アルマダ、カルドーソの3選手も加えます。特にカルドーソはド・ドラゴンで最も好印象を残しました。

シメオネ監督は、以下の布陣をテストしました:
オブラク;ジョレンテ、ル・ノルマン、ハンツコ、ルッジェーリ;ジュリアーノ、ギャラガー、カルドーソ、アルマダ;バエナ;フリアン・アルバレス。
セルロートは打撲による軽傷のため、練習途中で退きました。

この試合では多くの選手交代が予定されており、全選手に出場機会を与え、コンディション調整を図る狙いです。アトレティコにとっては、この後に控える最後の“通常形式”の親善試合(8月10日土曜日、セント・ジェームズ・パークにてニューカッスル戦、16時キックオフ)前の実戦となります。

一方で、対戦相手のラージョは、アトレティコより13日早い7月8日からプレシーズンを開始しており、より試合勘を積んでいます。すでに3試合の親善試合を消化しており、ヘンクと1-1で引き分け、PECズヴォレに0-5で勝利、WBAに3-2で敗北という成績を残しています。アトレティコ戦は練習試合とはいえ、実戦感覚を高めるうえでの重要な試金石となるでしょう。

ラージョは8月15日金曜日に行われるジローナ戦(モンティリビ)で今季のラ・リーガを開幕させます。そして何より、8月21日にはカンファレンスリーグ予選に臨みます。相手はフェロー諸島のクラシュビクとベラルーシのネマンの勝者で、第1戦はアウェイ、第2戦は8月28日にバジェカスで行われます。

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