エンツォ・ミロー、退団を待つためにベンチ外へ

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エンツォ・ミローのアトレティコ・マドリー移籍に関する新たな動きがありました。メトロポリターノでは現在もシュトゥットガルトと交渉を続けており、23歳のフランス人ミッドフィールダーがディエゴ・パブロ・シメオネ監督の新たな教え子となるべく、合意に向けた詰めの段階に入っています。

そのため、今週末に注目されていたのは、シュトゥットガルトが行ったトゥールーズとの親善試合で、ミローがどういった扱いを受けるかでした。試合はドイツ側が4-0で勝利しましたが、注目すべきはミローがピッチに立たず、スタンドから観戦していた点です。これは、彼がシュトゥットガルトの一員として過ごす最後の時間を迎えている明確なサインと言えます。

アトレティコはすでに選手本人と合意に達しており、2030年までの契約を結ぶ予定です。ミローの契約解除金は現在約2,000万ユーロに設定されており、近日中に契約により自動的に上昇する条項が存在するため、数日中の交渉決着が極めて重要となっています。

仮に交渉が不調に終わった場合に備えて、アトレティコは代替案も用意しています。それがジャコモ・ラスパドーリです。アタランタからマッテオ・ルッジェーリを獲得した後にすでに接触しており、現在ナポリに所属するこの25歳のFWもアトレティコ入りに前向きな姿勢を示しています。

ただし、ドイツからの報道によると、このミロー獲得レースにトッテナムが本格参戦する可能性もあるようです。ロンドンのクラブも将来性の高い23歳のミッドフィールダーに強い関心を示しています。

いずれにしても、ミローのシュトゥットガルトでの時間は残りわずかのようです。彼の退団は間近と見られており、8月16日に予定されているバイエルン・ミュンヘンとのドイツ・スーパーカップを前に、クラブを去ることが確実視されています。

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