アトレティコ・マドリーに、痛手だ。ベルギー代表MFヤニック・カラスコが、大事な時期に戦列から離れることとなった。
カラスコは25日のリーガエスパニョーラ第34節ビジャレアル戦(0-1)で負傷。56分に途中出場したが、その16分後に相手DFアントニオ・ルカビナと激しく接触して肩を痛め、FWフェルナンド・トーレスとの交代でピッチを退いた。
精密検査の結果、カラスコは肩峰から鎖骨付近にかけて重度1のねん挫を負っていることが判明した。離脱期間は2週間程度。5月2日に行われるチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグのレアル・マドリー戦を欠場する見込みで、10日のセカンドレグにも間に合うか微妙な状況だ。
リーガでは、第35節ラス・パルマス戦、第36節エイバル戦を欠場することが決定的に。現在3位のアトレティコは、ビジャレアル戦の敗戦で4位セビージャに勝ち点差で並ばれる可能性がある。シーズン終盤、カラスコを戦力として計算できないのはディエゴ・シメオネ監督の大きな悩みの種になりそうだ。
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