レマルとリーノ、移籍完了のためアトレティコの練習に不参加

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アトレティコ・マドリーは、7月28日月曜日、サン・ラファエルでのトレーニングキャンプ(プレシーズン初週)を終えて1日半の休養を挟み、練習を再開しました。今回は、通常の練習拠点であるマハダオンダのセロ・デル・エスピノに戻っての再始動となりました。

しかし、この日チームに2人の選手が不在でした。クラブからの退団手続きが進行しているトマ・レマルとサム・リーノの両選手です。両者ともに、セゴビア州での最後の練習日であった7月26日土曜日のセッションにも参加しておらず、それぞれの移籍が負傷によって破談となるのを防ぐため、ピッチには姿を見せませんでした。ただし、サン・ラファエルでのチームの宿泊施設には引き続き滞在していました。

そして今回、マハダオンダへのチームの復帰にあたって、2人ともすでにマドリードにはおらず、スペイン国外へ移動していました。ブラジル人のリーノは、週末の間に自国へと渡り、フラメンゴでのメディカルチェックと契約手続きのために現地入り。正式な移籍手続きが進行中です。一方レマルは、自身のアキレス腱断裂という重傷からの回復を医療検査で証明するため、渡航しています。このケガは、ここ数年で彼が経験した中でも最も深刻なものでした。

クラブ関係者の見解によれば、もし問題なくすべてが進行すれば、少なくともどちらか一方の移籍については7月28日(月)のうちに正式発表できる可能性があるとのことです。間に合わなければ、翌29日(火)になる見込みです。特にサム・リーノに関しては、ブラジルとの時差が手続きの進行をやや遅らせている模様です。南米のクラブは、リーノに対して固定で2,200万ユーロ、加えて成果に応じて200万ユーロの変動額を支払う予定です。

これらの金額が確定すれば、リーノはブラジルサッカー史上最も高額な移籍選手となる見通しです。彼は5年契約を結び、年俸は税引き後でおよそ500万ユーロに達する見込みです。

一方レマルに関しては、買取オプションなしの1年間のレンタル移籍となる予定です。アトレティコは彼の年俸の50%を負担し、残りの半分を節約できるとともに、レンタル料による収益も得られる形となります。

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