いよいよジローナの今夏最初の補強が正式発表される見込みです。トマ・レマルが今シーズン終了までミチェル監督の下でプレーすることになります。アトレティコ・マドリーとジローナは合意に達しており、フランス人MFはモンティリビで今シーズン終了までレンタル移籍という形でプレーし、その給与は両クラブで50%ずつ負担することになっています。正式発表がなされれば、ジローナの今夏のマーケットが開幕することとなり、これによりラ・リーガ1部で唯一補強がなかったクラブはレアル・ソシエダのみとなります。
レマルの加入は、戦力がかなり限られた状態でプレシーズンをスタートしたジローナにとっては朗報です。退団や負傷者の影響で、ミチェル監督は直近のオリンピック・マルセイユ戦で、トップチームからフィールドプレーヤー11名とGK3名の計14人しか起用できませんでした。一方のレマルにとっても、ここ最近アトレティコで出場機会に恵まれなかった中、ジローナでは出場時間を得る絶好のチャンスです。高額な年俸と度重なる負傷により苦しい時期を過ごしてきましたが、ジローナで再起を図ることになります。ミチェル監督もクラブも、彼の復調に期待を寄せています。
レマルはジローナで主力としての活躍が求められています。中盤の選手層が特に薄く、今夏にはオリオール・ロメウとアルトゥールがレンタル期間終了により退団しています。彼の加入は、今後「4〜6人程度の補強が必要」と語るミチェル監督の言葉通り、さらなる戦力追加の先陣を切る存在となります。UEFAからマンチェスター・シティとの取引にゴーサインが出たことにより、今後数日以内にイングランドからの補強がジローナに到着する予定です。現在名前が挙がっているのは、エチェベリ、ニーパン、そしてヴィトール・レイスの3選手です。
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