リーノとレマルは、移籍間近のためリスクを避けて練習不参加

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アトレティコ・マドリーのサン・ラファエル合宿は終了を迎えました。1週間の初期トレーニングを終えた締めくくりは、これまでよりもややレクリエーション色の強いセッションでしたが、複数の選手が参加しませんでした。

特に目立ったのは、サム・リーノとトマ・レマルの不在です。両者ともに移籍間近とされており、まだ合宿には帯同しているものの、怪我を避けるため、他の選手たちと一緒にピッチには降りませんでした。移籍の破談を避けるための配慮と見られます。

中でも、ブラジル人のリーノは移籍が目前に迫っております。フラメンゴへの移籍が合意に達しており、クラブ間および選手本人ともに契約が成立しています。

アトレティコは、リーノが7月28日(月)にマハダオンダでのトレーニング再開には参加しないと見込んでいます。実際、今週末中にブラジルへ渡航するとされています。移籍金は約2,500万ユーロで、これによりリーノは前シーズンのチームから7人目の退団選手となります。在籍期間中は93試合に出場し、12ゴール・16アシストを記録しました。

一方のレマルについては、ジローナとの交渉中であり、こちらも近日中に決着する可能性がありますが、リーノほどには進展していない模様です。

この日、他にもトレーニングを欠席した選手としては、ホセ・マリア・ヒメネスが挙げられます。クラブワールドカップでの筋肉系の怪我から回復中で、個別メニューで調整を続けていますが、ランニングは行っている姿が確認されました。

また、アレックス・バエナもトレーニングには姿を見せず、負荷管理の一環としてジムで個別メニューをこなしていました。これは、他の新加入選手たちにも以前から適用されている対応です。

ハンツコとカルドーソ

一方で、ダヴィド・ハンツコとジョニー・カルドーソはこの日のトレーニングにピッチ上で参加しました。彼らは前日の午後のセッションでは、今回のバエナと同様にジムで調整していました。

スロバキア人選手は、以前アル・ナスルへの移籍がまとまる寸前だったため、フェイエノールトで通常通りのトレーニングができなかったことから、徐々にチームに合流している段階だと説明されています。

この日、ハンツコはチームと共に一部のメニューには参加したものの、シュート練習やミニゲームなどには加わりませんでした。今後のトレーニングを通じて、徐々に全体にフィットしていく予定です。

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