フラメンゴの新戦力であるサウール・ニゲスは、ブラジル到着時に行われたインタビューで、トルコのトラブゾンスポルからのオファーに加え、「他にもヨーロッパのクラブから多くの提案があった」と明かしました。しかし、「フラメンゴのようなクラブから声がかかったら行くしかない、断ることはできない」と語りました。
「(トルコからのオファーが)一番近かったです。正直、経済的には非常に魅力的でした。でも、ヨーロッパ、スペインを含め、他の地域からもたくさんのオファーがありました。でも最終的には、フラメンゴのようなクラブから声がかかったら行くしかない、断ることはできないと思いました」と、元アトレティコ・マドリーのサウールは、フラメンゴTVのインタビューで語りました。今回がブラジルサッカー初挑戦となります。
サウールは、トラブゾンスポルとの交渉を進めていましたが、今週に入り「個人的な理由により移籍は成立しなかった」と、自身のX(旧Twitter)公式アカウントで発表しています。
30歳のミッドフィルダーであるサウールは、「フラメンゴについて一番よく知っているのは、フィリペ・ルイスから」と述べました。フィリペ・ルイス監督は、現在のフラメンゴの指揮官であり、かつてアトレティコ時代のチームメイトです。
「彼(フィリペ・ルイス)がアトレティコにいた頃から、すでにフラメンゴに行きたいと話していました。彼はいつもチームや特にファンのことを話していました」と述べました。
元ブラジル代表の左サイドバック、フィリペ・ルイスは2019年にアトレティコ・マドリーを離れ、まずは選手としてフラメンゴに加入し、現在は監督としてチームを率いています。
「彼が監督として歩む姿を私は常に見てきました。今こうして彼が自分の監督になることはとても嬉しいです。彼は私のことを知っていて、私も彼のことを知っていて、彼が何を求めるかも分かっています。それは自分が高いレベルで力を発揮するためにとても良いことだと思います」と語りました。
また、ブラジルの過密スケジュールについては「17歳の時から3日ごとに試合をするのに慣れている」と話しました。
「アトレティコ・マドリーでは、チャンピオンズリーグ、コパ、リーガで3日ごとに試合があります。17歳の頃からそういう日々に慣れているので、むしろ毎試合出て、毎日プレーするようになると、体の調子が良くなっていきます。ですので、それは自分にとって問題ではありません」と述べました。
フラメンゴは現在、ブラジル全国選手権で33ポイントを獲得し2位に位置しています。首位のクルゼイロとは勝ち点1差ですが、クルゼイロの方が1試合多く消化しています。8月にはコパ・リベルタドーレスのラウンド16でインテルナシオナル(ポルト・アレグレ)との対戦を控えています。
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