ビジャレアルのカンテラからアトレティコのアカデミーへ、さらなる補強

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アトレティコ・マドリーは、この夏の移籍市場において、ビジャレアルとの関係が非常に活発となっています。これはアレックス・バエナの件だけにとどまらず、今回はアトレティコのアカデミーに加わる新たな補強としても表れています。

クラブは、7月20日(日)に、ビジャレアルとの間でセルヒオ・ビナテアの移籍に関する合意が成立したことを発表しました。この若きフォワードは、スペインの各年代別代表にも選ばれた経験があります。

この移籍契約には、移籍金、ボーナス、そして将来の売却時におけるパーセンテージが含まれており、ビジャレアル側に一定の利益が残る内容となっています。ビナテアは2028年6月までアトレティコ・マドリーと契約を結び、今季はアトレティコCでプレーします。彼はビジャレアルの下部組織で育成され、同クラブの第3チームでデビューも果たしています。

カンタブリア州のサントーニャ出身の彼は、ビジャレアルのスポーツ施設「ホセ・マヌエル・ジャネサ・シウダー・デポルティーバ」の寮に入居し、育成を受けてきました。ビジャレアルのユースやビジャレアルCでの活躍のほか、同クラブと提携関係にあるC.D.ローダでもプレーした経験があります。

クラブ公式メディアの取材に対し、この若手フォワードは次のように語っています。「世界最高のクラブの一つでプレーできることは、自分にとってご褒美のようなものですし、本当に嬉しいです。成長して、できるだけ上を目指し、タイトルを目指して戦いたいです。」

また彼は、スペイン代表のU-15、U-16、U-17に選出された経験があり、2023年のU-17欧州選手権の予選にも出場しました。さらに、2024/25シーズンのプレシーズンには、マルセリーノ監督の招集を受けてビジャレアルのトップチームと練習する機会もありました。

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