ニューカッスルがギャラガー獲得に本腰を入れることを検討

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コナー・ギャラガーは、アトレティコ・マドリーがこの夏のマーケットでオファーを聞く用意がある選手の1人です。ディエゴ・シメオネの下で出場機会は得てきたものの、レギュラー固定という立場ではなく、しかも本来のポジションではない左サイドで起用されることがほとんどでした。

テクニカルスタッフは彼の姿勢を非常に評価していますし、ロッカールームでもとても慕われています。クラブもロヒブランコスでの最初のシーズンをポジティブに評価しています。しかし、特にイングランド国内で高い評価を受けている選手であること、加えて中盤にすでに補強が入り、今後も補強予定があることから、他のポジションの強化資金を得る「絶好の売却候補」となっています。

とはいえ、メトロポリターノがイングランド人MFへのオファーを検討するには、最低でも昨年チェルシーから彼を獲得した際に支払った金額(4,200万ユーロ)と同等の条件が必要になります。なお、この移籍はジョアン・フェリックスを完全に放出し、スタンフォード・ブリッジへ送る一環の取引でもありました。フェリックスについてはチェルシー側が現在放出先を探しています。

この点で、プレミアリーグのいくつかのクラブがギャラガーの動向を注視しています。トッテナムは昨シーズンから関心を持っていましたが、選手がチェルシーのアカデミー出身で、トップチームのキャプテンも務めた経歴があるため、両クラブのライバル関係が障害となり得ます。

一方で、現在本格的に獲得を検討しているのがニューカッスルです。エディ・ハウ監督はギャラガーを非常に気に入っており、中盤強化の最有力候補として名前を挙げています。

イングランド人監督は来季、チャンピオンズリーグを再び戦うにあたって野心的なプロジェクトを目指しており、信頼できる補強を望んでいます。ギャラガーは「マグパイズ」の中盤像に完璧に合致すると見られており、あとはニューカッスルのフロント陣がステップを踏み、アトレティコ・マドリーとの交渉を開始するかが注目されています。

ギャラガー自身はスペインの首都での生活に満足していますが、来季はワールドカップイヤーであり、アトレティコで重要な役割を担えない(しかも競争は今後さらに激しくなる見込み)のであれば、代表選出の可能性は減ることを理解しています。

現在、ギャラガーはバカンス中で、数日前にはウィンブルドン選手権での姿も目撃されています。アトレティコへの合流は7月21日の予定です。なお、8月9日にはアトレティコがプレシーズン最後の試合をイングランドで、まさにニューカッスルを相手に戦う予定です。

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