バリオスとバエナ:金メダルコンビの再会

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アレックス・バエナはアトレティコ・マドリーが25/26シーズンに向けて発表した2人の新加入選手のうちの1人です。ロヒブランコスは昨夏、この中盤の選手を来季の最優先ターゲットに定め、変動分を除いて約4,500万ユーロをビジャレアルに支払うことで移籍を成立させました。

ロケータス・デ・マル出身のバエナは来週で24歳を迎えますが、アトレティコとは5年契約を結びました。これにより、スペインでも屈指のポジションの選手を確保し、そのクオリティがシメオネ監督のチームにも大きく貢献することが期待されています。

メトロポリターノではパブロ・バリオスと再会します。22歳のバリオスはすでにシメオネ監督の下でチームに定着しており、監督からも厚い信頼を受けています。クラブも同様で、5月には契約を延長し、ピッチ上で築いた地位に見合う経済的な改善を受けました。

アレックス・バエナとパブロ・バリオスは、すでにスペイン代表の下部カテゴリーで一緒にプレーした経験があります。そのハイライトが2024年のパリ五輪です。2人はサンティ・デニア監督のプランの中で欠かせない存在で、同じくアトレティコのセルヒオ・カメージョが決勝で決定的な活躍をしたこともあり、スペイン代表の金メダル獲得に大きく貢献しました。

2人が一緒にプレーするときは抜群の連携を見せており、これはアトレティコにとって大きな期待を抱かせる要素です。これからは同じロッカールームで、そしてピッチ上でもより定期的にコンビを組むことになります。

シメオネ監督は来季、スペイン人の若くて質があり、個性のある2人を起用できます。そこに加わるのがジョニー・カルドーソです。ベティスおよび選手本人との合意を経て、移籍はすでに決定しています。こちらも24歳のアメリカ代表で、チームの「5番(アンカー)」を任される予定です。これにより、バリオスがより攻撃参加を増やせる役割を担えるでしょう。3人とも先発候補です。

そして彼らを導くのは、ロヒブランコスのキャプテン、・レストレクシオンです。コケは前シーズンでピッチ上での比重は減りましたが、出場する際には大きな貢献をし、ピッチ外でも多大な影響力を持っています。

バリオスは常にコケを手本としてきたことを公言しており、キャプテンから受けてきた助言を今度はバエナやカルドーソにも広げていく必要があります。スペインU-21代表で同じように共演したバリオスとバエナが軸となる、中盤の若返りと将来性が大きな期待を集めます。アトレティコ・マドリーにとって、非常に良いニュースです。

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