ヴィツェル、アスピリクエタ、ヘイニウド、リケルメ、コレアに続き、次にアトレティコ・マドリーを離れるのはロドリゴ・デ・パウルになる見込みです。状況が劇的に変わらない限り、彼の移籍先はメジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミになるでしょう。
クラブ・ワールドカップ期間中、インテル・マイアミはアトレティコ・マドリーに対して、来シーズンに向けたロドリゴ・デ・パウル獲得の可能性について問い合わせを行いました。取材によれば、アトレティコ側は交渉を大会終了後に延期していたとのことです。
アトレティコ内部では、デ・パウルの移籍について意見が分かれています。31歳で契約最終年に入る選手の移籍を好意的に見る向きもあり、これは数ヶ月後にはフリーで移籍される可能性がある中、投資の一部を回収できる唯一の手段と見られています。一方で、代わりとなる選手の獲得は容易ではないと懸念する声もあります。
ただし、今回のケースでは、本人の「移籍の意思」が判断を大きく左右しています。デ・パウルは家族の近くで生活すること、そしてワールドカップ前に親友であり代表チームの同僚でもあるリオネル・メッシとプレーすることを希望しているようです。
アルゼンチンの報道によれば、ロドリゴ・デ・パウルはすでにインテル・マイアミと契約面で合意に達していると、セサル・ルイス・メルロ氏が伝えています。これは交渉における大きな前進です。
あとは、アトレティコ・マドリーとMLSのクラブ間で合意が必要です。両クラブはすでに交渉に入っており、北米側からの最初のオファーは、アトレティコの希望額にかなり近い模様です。移籍金は約1,500万ユーロと見られており、数日以内にも合意に達する可能性があります。
この移籍が正式に決まれば、アトレティコは中盤の補強に動く必要があります。ハビ・ゲラがその選択肢のひとつとされています。
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