マッテオ・ルッジェーリは、わずか9歳でアタランタのアカデミーに入団を認められ、そこでキャリアをスタートさせました。それ以来、2021-22シーズンにサレルニターナへレンタル移籍した期間を除いて、クラブを離れることはありませんでした。そして今、アトレティコ・マドリーの新たな左サイドバックとなります。
サッカー一筋の人生を送ってきた選手であり、重要な役割を担うことが期待されています。キャリアの最初の大きな瞬間は2019年のU-17欧州選手権で、イタリア代表として準優勝した大会でした。2020-21シーズンにはアタランタのトップチームでチャンピオンズリーグ、リヴァプール戦(0-5)にてデビューを果たしました。翌シーズンはサレルニターナにレンタル移籍し、序盤は負傷もあり不安定でしたが、シーズン終盤の活躍でチームの残留に大きく貢献しました。
その後、アタランタのトップチームでポジションを勝ち取り、シーズンを重ねるごとに重要性を増しました。アタランタでは2023-24シーズンにヨーロッパリーグを制覇し、決勝ではそれまで無敗だったバイヤー・レヴァークーゼンを3-0で下しました。また、この大会のベストイレブンにも選出されています。
イタリアU-21代表には2022年9月に日本代表との親善試合でデビューしました。そして今夏のU-21欧州選手権ではドイツに2-3で敗れ準々決勝で敗退しましたが、自身は大会を通じて非常に高く評価され、ベストイレブンに選ばれています。
イタリアA代表でのデビューはまだありませんが、3月に初めて招集されており(出場はしませんでした)、UEFAネーションズリーグ準決勝に向けたメンバーに入っています。デビューはそう遠くないでしょう。
MotoGP愛好家
マッテオ・ルッジェーリの個人的な一面として、モータースポーツ、特にMotoGPが大好きだと語っています。イタリアはバニャイアやモルビデリといったトップライダー、そして伝説的存在のバレンティーノ・ロッシを輩出しており、これは意外ではないかもしれません。
バイクのスピードに対する彼の情熱は、彼のプレースタイルにもある程度反映されていると言えるでしょう。彼はかなりのスピードを出すことができる選手です。今シーズン、アタランタで記録した最高速度は時速34.75kmでした。
また、マッテオ・ルッジェーリは、同じポジションに数人の目標としている選手がいます。そのうちの一人がスペイン人のマルコス・アロンソです。彼は数年間アトレティコ・マドリーのレーダーに載っていた選手です。
今回の契約により、シメオネ監督のチームは、若さと、22歳という若さにしては経験豊富な、現在そして未来のサイドバックを獲得しました。
コメント