4人の退団は確定、他にも去就が不透明な選手多数

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アトレティコ・マドリーは来季に向けて、すでに4選手の退団を正式に発表しています。ヘイニウド、ヴィツェル、アスピリクエタがチームを離れ、ロドリゴ・リケルメはレアル・ベティス・バロンピエへ完全移籍しました。そして今週中にもアンヘル・コレアがメキシコへ移籍し、水曜日にティグレスと契約するために現地入りする予定です。

これで5人になりますが、退団がそれだけで終わるわけではありません。今も去就が不透明な選手が複数おり、現時点では来季もアトレティコのユニフォームを着てスタートを切るのかはっきりしない状況です。ナウエル・モリーナ、、サム・リーノ、トマ・レマル、コナー・ギャラガーなどが該当し、さらにレンタルから復帰する選手もいます。

、ホラツィウ・モルドヴァンはクラブのプランに入っておらず、放出先を必ず探す方針です。ただしカンテラーノのカルロスに関しては、売却オプション付きのレンタル移籍も含め検討されており、完全には手放したくない意向です。

すでにトップチームにいた選手たちについても、今後も残留するかは不透明です。彼らについてはそれぞれ事情は異なりますが、オファーがあれば耳を傾ける構えです。例えばロドリゴ・デ・パウル。31歳で契約はあと1年(2026年まで)しか残っていないため、今夏が移籍金を得られる理想的なタイミングだとクラブは考えています。

彼に関してはインテル・マイアミとフラメンゴの2クラブが問い合わせをしており、本人はアルゼンチン代表としても、特にインテル・マイアミのオプションに魅力を感じています。アトレティコは移籍金2,000万ユーロを要求していますが、金額を下げる可能性もあります。シメオネ監督は残留を望んでいますが、上述の事情に加え、今季終了後にはワールドカップを控えていることもあり、クラブ内では意見が割れています。

モリーナ、リーノ、ギャラガーといった選手たちも市場に出ています。彼らを放出することは最優先事項ではありませんが、売却で得られる資金は補強のための財源になり得ます。いずれも評価が高い選手たちです。例えばギャラガーは1年足らず前に4,000万ユーロで獲得しましたが、同等のオファーが来れば受け入れるでしょう。シメオネは起用してきたものの、彼を理想のポジションで完全にフィットさせられず、さらにバエナやカルドーソの加入で出場時間が減る可能性もあるからです。

特に難しいのがレマルのケースです。構想外です。前シーズンに大けがを負った影響もあり、昨季は出場機会が激減しました。ここ数年、移籍先を探してきたものの失敗続きで、今回も簡単ではありませんが、カルロス・ブセロ率いるフットボール部門は引き続き売却先を模索しています。

また、ヒメネス、ガラン、セルロートについてもオファーは聞く構えですが、3人ともアトレティコ残留を望んでおり、他の選手たちに比べればクラブも続投を前向きに考えています。これはギャラガーにも当てはまります。

要するに、アトレティコ・マドリーは補強(すでにルッジェーリとバエナを獲得、カルドーソも間近、ムッソとラングレもレンタルから買取済み)だけでなく、放出も同時進行で進めなければならない状況です。結局は、メトロポリターノに届くオファー次第ということになります。

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