リケルメ、アトレティコ退団間近

この記事は約3分で読めます。

メトロポリターノのオフィスは、ここ数日アトレティコ・マドリーの2025-26シーズンに向けたチーム編成作業で活気を帯びています。ここ数日で、ビジャレアルのアレックス・、ベティスのジョニー・カルドーソ、アタランタのマッテオ・ルッジェーリの獲得がほぼ固まりました。

しかし同時に「放出オペレーション」も進められています。その中で、アトレティコを去ることになる選手の一人がロドリゴ・リケルメです。彼の移籍先は今後数時間で決まる見通しで、それはレアル・ベティス・バロンピエになる予定です。この移籍はカルドーソの移籍とは別件で、すでにお伝えした通り、先週の火曜日に動き始めており、イタリアのコモへのヘスス・ロドリゲスの移籍が決まったことで加速しました。この売却でベティスは固定2,200万ユーロ+変動600万ユーロを得ます。

リケルメの移籍金は、おおよそ1,200万~1,800万ユーロの間になる見込みです。ただし、メトロポリターノでは自前のカンテラーノへの期待はまだ大きく、一部の保有権を保持する形を検討しているようです。これはサム・オモロディオンの移籍時にも行った手法で、ベティスが支払う移籍金を抑える助けになる可能性があります。

こうしてリケルメは25歳で、より成長するために移籍を選ぶ自身の願いをかなえることになります。移籍先のベティスは、以前から彼を高く評価していたクラブです。実際2023年夏の移籍市場終了間際にもレンタルでの獲得を試みましたが、当時リケルメはアトレティコで成功を目指すため断っていました。

今回は、マヌエル・ペジェグリーニ監督のもとで成功するチャンスを手にします。ペジェグリーニ監督は以前からリケルメを評価しており、近年イスコ、アンソニー、フェキルといった選手たちのキャリアを押し上げてきた実績を持つ指揮官です。

今夏、リケルメの第一希望はビジャレアルでした。チャンピオンズリーグに出場しながら成功を収めたいと考えたのです。しかし問題は「イエローサブマリン」が待たずにラス・パルマスのアルベルト・モレイロをそのポジションに契約したことでした。この動きでリケルメの居場所はなくなりました。

この点については、ビジャレアルのマルセリーノ・ガルシア・トラル監督がCadena Serで次のように認めています。「放出がない限り、そのポジションは完全に埋まっています。これはリケルメが魅力的でないという意味ではありません。非常に良い選手だと思います。ただ、今の我々にとってはそのポジションに空きがなく、むしろ他のポジションの補強がより必要です。」

こうして今後数日以内に、この夏の「放出オペレーション」最初の売却が正式に決まる見通しです。この放出オペレーションはすでにヴィツェル、アスピリクエタ、ヘイニウドといった選手に影響を及ぼしており、さらにコレア、レマル、モリーナ、リーノ、デ・パウル、ギャラガーなどもオファー次第では対象になる可能性があります。

コメント