スポルティングはすでにギェケレシュの後釜探しを開始

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この夏の「移籍劇」の主役の一人となりそうなのが、ヴィクトル・ギェケレシュです。来季、どのチームでプレーするのかはまだ不透明で、現所属のスポルティング・リスボンからは、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、ユベントス、そしてもちろんアトレティコ・マドリーへの移籍の噂が出ています。

26歳のスウェーデン代表FWは、今夏の移籍を容認するという約束をクラブ会長のフェデリコ・ヴァランダスが破ったと考え、クラブに対して「反乱」の姿勢を取っています。契約解除金は1億ユーロに設定されていますが、当初の「合意」では約7,000万ユーロでの移籍を認めるという話だったとされ、それが履行されていないようです。

このギェケレシュの反抗的な姿勢は、数週間後に始まるスポルティングのプレシーズン練習で表面化すると見られています。現時点では、クラブ側と合意が成立しない限り、彼は練習に参加しない構えです。

こうした状況の中、ファブリツィオ・ロマーノ氏が報じたところによると、スポルティング・リスボンはすでにギェケレシュの後任となるストライカー探しを進めています。候補に挙がっているのは、アルメリア所属のコロンビア人FWルイス・スアレスです。27歳のスアレスは2029年まで契約があり、契約解除金は4,000万ユーロに設定されていますが、『La Voz de Almería』によれば、2,000〜2,500万ユーロ程度での移籍も可能だとされています。

この新FW獲得が実現すれば、ギェケレシュのスポルティング退団を後押しする動きになる可能性があります。ポルトガルの報道によると、選手側とクラブの関係がこじれていることから、移籍交渉はジョルジュ・メンデス氏が主導する形になるとも指摘されています。

アトレティコ・マドリーも、このスウェーデン代表FWの動向を注視しているクラブの一つです。獲得は決して簡単ではなく、仮に実現するとしても市場最終盤での成立になる見通しですが、メトロポリターノにとって2025-26シーズンに向けた補強の「夢の一つ」であることに変わりはありません。

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