プリメーラRFEFでトーレスとアルベロアの「対決」はなし

この記事は約2分で読めます。

本日、プリメーラRFEFのグループ分けが発表されました。今回のグループ分けはちょっとしたサプライズがあり、アトレティコBとレアル・マドリー・カスティージャ(Bチーム)が同じグループになりませんでした。アトレティコのBチームは東地区のグループ2にとどまり、レアル・マドリーのBチームは西地区のグループ1に移されました。これにより、今季は「ミニ・マドリード・ダービー」がリーグ戦では行われず、対戦があるとすれば昇格プレーオフでのみということになります。これは各グループ内のBチーム数を均等にするために決まった措置です。

今年は特に、この一戦には特別な注目が集まっていました。フェルナンド・トーレス監督とアルバロ・アルベロア監督が再び顔を合わせる可能性があったからです。両者は2023年5月のユース年代の試合でベンチから火花を散らしました。レアル・マドリーの監督アルベロアは、トーレスの繰り返される抗議に苛立ち、最後のゴールを決めた際にアトレティコのベンチを挑発するように祝福。それが両監督間の口論を招き、最終的にはトーレスがアルベロアを小突いて退場処分を受ける事態になりました。

試合後、フェルナンド・トーレス監督はこう説明しました。「そうした挑発に乗ってしまったのは自分のミスです。延長戦で自分が退席処分になったことで、最後までチームを助けることができなくなりました」

そして続けて、「試合の映像を見ると、自分でも嫌になります。ああいう姿は自分らしくないし、普段の行動ではないと思っています。間違えたと認めます」と語りました。

ということで、今シーズンのプリメーラRFEFでの「因縁のミニ・ダービー」は原則として実現しない見通しです。

アトレティコ・マドリードBが対戦するのは以下のクラブです。
SDタラソナ、CDテルエル、ヒムナスティック・デ・タラゴナ、CEウロパ、CEサバデルFC、ADアルコルコン、UDイビサ、CDエルデンセ、エルクレスCF、レアル・ムルシアCF、FCカルタヘナ、セビージャ・アトレティコ、ベティス・デポルティーボ・バロンピエ、アンテケラCF、アトレティコ・サンルケーニョCF、アルヘシラスCF、マルベーリャFC、フベントゥ・トレモリノスCF、ビジャレアルB。

確かに、かなりタフなグループと言えます。ナスティック、エルクレス、イビサ、レアル・ムルシアといったスペインの歴史あるクラブも名を連ねていますし、エルデンセやカルタヘナといった昨季セグンダから降格してきたクラブも含まれています。ちなみに、今季唯一の「ダービー」らしい試合はアルコルコン戦になる予定です。

コメント