アトレティコ、いよいよ補強に本腰

この記事は約2分で読めます。

アトレティコ・マドリーは、クラブワールドカップでの失望とともに公式戦のシーズンを終え、次に向けての準備が始まります。コーチングスタッフと選手たちは4週間の休暇に入り、7月21日にトレーニング再開となりますが、メトロポリターノのオフィスではすでに来季のチーム編成に向けた動きが本格化しています。

その第一歩はすでに踏み出されました。ベティスに3,000万ユーロを支払い、・カルドーソを5年契約で獲得するという合意が成立しています。以前から求められていたポジショナルな“5番”の補強であり、ついに実現へと至りました。現在、カルドーソはアメリカで開催中のゴールドカップに出場中で、契約の正式な署名を待つ段階です。

カルドーソの案件が完了すれば、次はアレックス・バエナです。スペイン代表である彼の獲得は、ビジャレアルとの交渉が進展しており、近く合意に達すると見られています。一部メディアではワールドカップ前に合流の可能性が報じられましたが、実際にはクラブ側は異なる計画を立てていました。

プレシーズンに間に合う計画
計画されていたのは、クラブワールドカップの期間を利用して交渉を進め、大会終了後に契約を締結するというものでした。細かい条件はまだ調整中ですが、バエナが今季2人目の補強になることは確実です。ビジャレアルに支払われる金額(固定+変動)の総額は今後明らかになる予定です。

クラブの方針では、カルドーソとバエナの両名を7月21日の始動日にシメオネ監督のもとに揃えることが目標です。昨季は補強が遅れ、8月に入ってからの加入となったため、早期合流は非常に好ましいことです。その際は補強の質の高さによってタイミングの遅れが帳消しとなりましたが、本来はチームへの適応を早めるためにも、早期獲得が望まれます。

止まらない補強作業
カルドーソとバエナに加えて、カルロス・ブセロが率いるスポーツ部門は、さらに戦力のパズルを完成させるべく動いています。左サイドバックの補強は優先事項であり、ロバートソンやディニュの名前が挙がっており、いずれもこのポジションの質を高める存在です。

さらに、退団が見込まれるコレアの代役の獲得も必要です。今、アトレティコは本格的に補強活動にスピードを上げています。

コメント