アトレティコ・マドリーのエンリケ・セレソ会長は、ルイス・スアレスに続き、リオネル・メッシが加入することを歓迎すると語った。
8月、12年ぶりの無冠のシーズンを終えたメッシは、幼少期から約20年にわたって在籍するバルセロナからの退団を決意。ブロファックス(スペインの内容証明郵便)を通じてクラブ首脳陣にトランスファーリクエストを提出したが、9月上旬の『Goal』の独占インタビューでこの意志の翻意を明言し、今シーズンもカンプ・ノウでプレーを続けることが決まった。
一方、世界最高の選手とともにバルセロナで6シーズンを過ごし、2015年のトレブルなどに貢献したスアレスは対照的な道を進むことに。今夏に就任したロナルド・クーマン監督から戦力外を通告された同選手は、クラブから退団し、ラ・リーガのライバルであるアトレティコ・マドリーに加入。そして、最初の試合から2ゴール1アシストを記録する衝撃のデビューを飾った。
来夏にはバルセロナとの契約が満了を迎えるメッシについてアトレティコのセレソ会長は、スペイン『Cadena Cope』に対して、ヌガーのテレビCMの表現を用いて「人生において、何かを望めば…、仮にリオネル・メッシがルイス・スアレスとのプレーを望めば、私は彼にこう言おう。“クリスマスには帰っておいで”。願えば何事でも叶えられる」と獲得の可能性を否定しなかった。
また、同会長は報じられるエディンソン・カバーニとの契約やジエゴ・コスタの去就についても言及した。
「ジエゴ・コスタはアトレティコ・マドリーに必要な選手だ。アトレティでこれ以上変化があるとは思わない。カバーニの状況はスアレスのものとは異なる。彼は素晴らしい選手だが、すべてが異なる」
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