パブロ・バリオスは、クラブワールドカップ第2戦・シアトル・サウンダーズ戦での試合最優秀選手(MVP)に選ばれました。この試合で彼は、チームの3ゴールのうち2点を挙げ、勝利の口火を切り、そして勝利を締めくくる活躍を見せました。
カンテラ出身のバリオスは、自身の得意分野ではないゴール面で一歩前進できたことに喜びを見せました。「いつも彼(コケ)と一緒にプレーするときに言われます。それはつまり、いつもより前めのポジションでプレーしているということです。『もっと前に出て、攻撃に参加しろ』とよく言われます。自分でもその点を改善しなければいけないと分かっていて、日々努力しています。今日はうまくいってうれしいです」と語りました。
2024年パリ五輪の金メダリストであるバリオスは、前半11分にペナルティエリア外から右足で強烈なシュートを放ち0-1とし、さらに後半55分にはゴール前での巧みな右足のタッチで、GKステファン・フライの手の届かない位置へとボールを流し込み、1-3とする得点を挙げました。
「素晴らしい試合ができました。スコアは1-3でしたが、もっと点を取れていたと思います。はっきりとしたチャンスがたくさんありましたし、もう少し精度を上げる必要があります。こういった短期決戦の大会では、エリア内でのプレーが結果を分けますから。それを改善しなければなりません。チームの働きには満足しています」と試合を振り返りました。
バリオスは、PSG戦での敗戦を受けてこの試合の重要性を強調しました。「僕らは一歩前に出なければならないことを分かっていました。自分たちのために、ファンのために、そして日々積み重ねている努力のためにも。前の試合の反省を生かして改善しなければならないと分かっていました。この勝利を喜びながら、次の試合に勝って次のラウンドに進むことに集中したいです」と、モラタラス出身の彼は語りました。
また、改善点については、ボールロストから生まれた相手のチャンスについても言及しました。「もっと細かい部分に注意を払って改善していかないといけません。ボールを失った後の切り替えで、相手に危険な場面を作られてしまいました。ボールを持ったときにもっと落ち着くことが必要です。そうすれば相手にチャンスを与えないで済むはずです。ただ、大切なのはチームの姿勢と、今日見せられた姿です」と、DAZNのインタビューで締めくくりました。
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