ヤエル・ファルコン氏とは?クラブワールドカップ2025、シアトル・サウンダーズ対アトレティコ・マドリー戦の主審に決定

この記事は約2分で読めます。

アメリカで開催中のクラブ・ワールドカップにおける次戦の審判団が発表されました。アルゼンチン出身のヤエル・ファルコン氏が、今週木曜日に行われるシアトル・サウンダーズ対アトレティコ・マドリーの試合で主審を務めることが決定しました。

ファルコン氏にとって、この試合はクラブ・ワールドカップでのデビュー戦となります。そして、この一戦は両チームにとって大会の行方を左右する極めて重要な試合です。サウンダーズはブラジルのボタフォゴに、アトレティコはPSGに敗れており、どちらも初戦黒星スタートとなっています。勝者はグループ突破の可能性を残し、敗者は早くも敗退の瀬戸際に立たされる状況です。

FIFAはまた、ファルコン・ペレス主審がマキシミリアーノ・デル・ジェッソ氏、ファクンド・ロドリゲス氏の両副審と、ニュージーランドのキャンベル=カーク・カワナ=ウォー氏(第4審)と共にチームを組むことも発表しました。

世界大会でのデビュー
37歳のファルコン氏は、国際舞台での経験があまり多くはなく、今回のクラブ・ワールドカップが初の大規模な国際大会となります。また、まだワールドカップ本大会での笛は吹いておらず、今回の試合を通じて2026年大会への道を切り開きたいと考えているところです。

これまでに南米のコパ・リベルタドーレスでは通算12試合を担当しており、そのうち3試合は今シーズンのものです。これらの試合では退場者を一人も出しておらず、警告は計12枚。中でも、アリアンサ・リマ対デポルテス・イキケ戦では10枚のイエローカードを提示しています。

また、サウジ・プロリーグでも主審として招待され、クリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルの大勝試合を担当し、同選手がPKを決めたシーンも演出しました。

さらに昨年2月には、伝統の“スーペルクラシコ”(リーベル対ボカ)でも主審デビューを果たし、1-1の引き分けに終わった試合で5枚のイエローカードを提示しています。

コメント