アトレティコ・マドリーは、パリ・サンジェルマン戦で、今年1月以降メトロポリターノの外で続いている問題を改めて示す形となりました。直近14試合のアウェー戦ではわずか4勝しかしておらず、最近の9試合中5試合で敗れています(すべての大会を含む)。
この傾向は、ロヒブランコが1月18日に行われたラ・リーガ EAスポーツの後半戦初戦で、当時「冬の王者」として挑んだにもかかわらず、レガネス相手に0-1で敗れたことから始まっています。ディエゴ・シメオネ監督のチームは数多くのチャンスを作りましたが、前半は決定機を生かせず、さらに試合終盤にはアントワーヌ・グリーズマンがPKを失敗し、同点のチャンスを逃しました。
これが、アトレティコにとってアウェー戦の転機となりました。それまでの直近16試合のアウェー戦では、11勝3分2敗と、好成績を収めていました。しかし、その後は明らかに成績が落ち込んでいます。
それ以降のアウェー14試合(ブタルケでのレガネス戦を含む)での勝利は、次の4試合だけです。リーガ最終節で勝敗に意味のなかったジローナ戦での0-4、すでに敗退が決まっていたザルツブルク相手にチャンピオンズリーグでの1-4、メスタージャでの前半で勝負が決まったバレンシア戦の0-3、そしてセビージャ戦では93分に決勝点を挙げての1-2です。
それ以外はすべて取りこぼしで、うち6試合が敗戦です。レガネス戦の0-1、そして今週末に行われたクラブワールドカップでのパリ・サンジェルマン戦の0-4のほか、チャンピオンズリーグ・ベスト16でのレアル・マドリー戦では1-2、ラ・リーガでのヘタフェ戦では0-1から後半89分以降に逆転されての1-2、さらにラス・パルマスに1-0、オサスナには2-0で敗れました。
引き分けは4試合で、ラ・リーガでのレアル・マドリーとの1-1、国王杯準決勝第1戦でのバルセロナとの4-4、そしてエスパニョールとの1-1、アラベスとの0-0です。この一連の結果では、得点21、失点20。無失点に抑えた試合はわずか3試合、無得点に終わった試合は5試合あり、そのうち4試合は直近5試合に含まれています。
そして、今後の2試合、さらにクラブワールドカップの1次リーグを突破した場合の試合も、メトロポリターノではありません。大会第2節では、今週木曜日の深夜にシアトル・サウンダーズと対戦し、第3節では、パサデナのローズボウルでボタフォゴと対戦する予定です。
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