マルコス・ジョレンテ：「バエナは僕たちに“クオリティの飛躍”をもたらしてくれると思います」

マルコス・ジョレンテの今シーズンは称賛に値するものでしたが、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督にとってはそれでも十分ではなく、またしても代表に招集されませんでした。それでも、アトレティコ・マドリーのミッドフィールダーは「悲しみも怒りも一切感じていません」と語っています。彼がやや不満に感じているのは、ここ数年ますます増えている過密日程で、次々と新たな大会が追加されていることです。

さらに、ジョレンテは『ムンド・デポルティーボ』のインタビューで、アトレティコによるアレックス・バエナの獲得が「かなり進んでいるようです」と明かしました。チームにとって「非常に助けになる」存在であり、「確実にクオリティを一段引き上げてくれる」とのことです。

―今シーズンを振り返って、個人としてもチームとしても、どのような評価ですか？
個人としてはとても満足しています。多くの出場時間を得て、ゴールやアシストもできましたし、それがこの競技で一番評価される部分ですので、非常に嬉しく思っています。やはり継続して出場し続けられること、毎週末に監督に自分の価値を示せることは良いことですし、今シーズンはすごく順調にいきました。

チーム全体としては、明確に言えるのはホームでは非常に高いレベルのパフォーマンスができていたことです。ただしアウェーでは非常に苦戦してしまい、それが今シーズンの足かせになったと思います。来シーズンに大きなタイトルを狙うのであれば、そこは改善すべき点ですし、今まさに取り組んでいるところです。これからクラブワールドカップも控えており、とても重要な大会で、いろいろなことを証明できる場になると思います。

―今シーズンの素晴らしいパフォーマンスには、Miwi（マイウィ）がどれほど関係しているのでしょうか？
そうですね、Miwiは私が毎日飲んでいる飲料です。好きですし、自分にとって良いと感じているからです。いつも言っていることですが、自分が関わっているビジネスや商品というのは、必ず自分が実際に消費して、信じて、誰にでも勧められるものでなければ意味がないと思っています。

Miwiは、砂糖入りの清涼飲料水を飲んでいる人たちにとって良い代替になる飲み物だと思います。砂糖入り飲料が私たちにとって良くないのは証明されていますし、Miwiは健康的な選択肢として、自分の体を大切にしたい人たちの助けになるはずです。

―では、クラブワールドカップの話に移ります。新たな大会がまた一つ増えるということで、この日程は“本当にクレイジー”だと思いますが？
はい、まったくその通りです。1年を通しての試合数が非常に多くて、ものすごく負担の大きい状況だと思います。私の場合は運よく、あるいは何と表現してもいいですが、代表には呼ばれていません。

ただ、代表に行く選手たちはリーグが終わってすぐに代表戦があり、家にも帰らずにクラブワールドカップへ向かうことになります。明らかに、こうした日程は選手にとって良いものではありません。でも、私たちはいわば「会社の従業員」であり、対応していかなければなりませんし、ケガをしないように自分の体を大事にしないといけません。

でも本当に大変なのは、単に試合数だけでなく、出場するすべての大会の要求レベルが高く、現代サッカーのフィジカルレベルも非常に激しいことです。だから…まあ、いずれ限界がきて“爆発”してしまうかもしれませんが、それまでは働き続けて、自分の体をできる限り大切にしていくしかないと思っています。

―代表には呼ばれなかったことで、かえってよかった部分もあるかと思いますが、正直なところ、選ばれても良かったという声も多いです。ご自身としては、少しは悔しさや寂しさがあったのでしょうか？
いいえ、正直なところ、まったくありません。というのも、今年は一度も招集されていなかったので、今回も呼ばれるとは思っていませんでした。私はいつも言っているのですが、代表に行けるのは確かに素晴らしいことですけれど、何よりも大切なのは日々のクラブでのパフォーマンスです。代表はあくまで“ご褒美”のようなものだと思っています。

呼ばれたらもちろん嬉しいですし、呼ばれなくても特に悲しさも怒りも感じません。本当にただそれだけです。もし呼ばれたら素晴らしい、呼ばれなければそれもまた良し、という感じですね。そして今年一度も招集されていない以上、今回も今後もあまり期待はしていません。

―まもなく移籍市場が始まります。アトレティコへの移籍が噂されている選手の中で、特に名前が挙がっているのがバエナ選手ですね。
たぶん、その辺りは皆さんの方が私よりも詳しいと思います。私はそういった話には少し無頓着な方なので…。ですが、聞いたところでは、かなり話は進んでいるようです。

サッカー的な話をするなら、彼が来てくれるのは本当に嬉しいことです。彼は素晴らしい選手で、きっと僕たちの大きな助けになってくれるでしょうし、間違いなくチームにクオリティの飛躍をもたらしてくれると思います。それに、彼はスペイン人で、ラ・リーガのこともよく知っていますので、すべてがポジティブな要素だと思います。私としては、ぜひこの移籍が成立してほしいと願っています。