アトレティコの遠征団の主力メンバーはすでにロサンゼルスに到着しております。マドリードから出発したチームは、本日午後(現地時間15時30分)にアメリカの都市ロサンゼルスへ着陸しました。ここをクラブワールドカップのグループステージにおける拠点とします。チームは6月15日にローズボウルで、現チャンピオンズリーグ王者のパリ・サンジェルマン(PSG)と初戦を迎え、その後シアトルに移動して地元のシアトル・サウンダーズと対戦、さらに再びロサンゼルスのスタジアムに戻り、ボタフォゴとの試合でグループステージを締めくくります。今大会で“死の組”と目されるグループでの戦いとなります。
スペインの首都からの移動には、南米代表として国際試合に出場中の選手たちは同行しておらず、彼らは今後数時間以内に遠征団へ合流する予定です。フリアン・アルバレス、ナウエル・モリーナ、デ・パウル、コレア、ジュリアーノ、ヒメネスらがその対象です。また、ギャラガー、オブラク、セルロートも代表チームでの最後の試合を終えてから、まもなくアトレティコのチームに合流する予定です。タイトなスケジュールにより、選手たちはすでに疲労困憊の様子です。
アトレティコが宿泊しているホテル「コンラッド」は、現在騒動が発生している地域に位置しており、アメリカのドナルド・トランプ大統領による移民政策に対する抗議の震源地のすぐ近くにあります。ヘリコプターが常時上空を旋回し、現地では20時以降の外出自粛が推奨されており、チームの動きも制限され、ホテル内での生活が中心になる見込みです。
明日、チームはアメリカの地で初めての練習を行う予定で、開始時間は現地時間11時です。昨日閉幕した移籍市場の開幕期間において、アトレティコの補強は主にレンタル選手の延長に集中しており、ラングレとムッソはいずれも2028年まで契約を延長しております。新加入選手がいない中、アラベスへのレンタルを終えたカルロス・マルティンをはじめ、エスキベル、コスティス、ハビ・セラーノ、タウフィック、ラヤンがアカデミーからの昇格選手としてチームに加わります。
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