来季5シーズンぶりのチャンピオンズリーグ出場権獲得へ向け、補強を続けるアーセナル。すでにブラジル代表FWウィリアンをフリーで獲得し、リールからDFガブリエウ・マガリャンイスとの契約にも成功。さらにスペイン代表MFダニ・セバージョスの再レンタルも決定し、昨夏の時点で契約が完了していたDFウィリアム・サリバも合流した。また、先日には退団も噂された主将FWピエール=エメリク・オーバメヤンとの契約延長にも成功しており、順調に強化を進めている。
プレミアリーグの移籍市場は10月5日まで開く中、アーセナルは現在ミケル・アルテタ監督が望む中盤の選手を探しているようだ。
移籍市場のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ記者は、自身のポッドキャスト内でアーセナルに言及。以前から伝えられる通り、リヨンMFフセム・アワール、アトレティコ・マドリーMFトーマス・パーティーの2人が未だトップターゲットであるようだ。
「アーセナルは、アワールかパーティーどちらか1人でも獲得したいと考えている。彼らがターゲットだ。新たに選手を売却しなければ、現時点では(資金不足によって)両方獲得するのは不可能である」
そしてトーマス・パーティーについては、契約解除金満額を支払はない限り、移籍は実現しないだろうとの見解を示した。
「アトレティコは、トーマス・パーティーが欲しければ契約解除金5000万ユーロ(約62億円)を支払うべきというスタンスを取り続けている。今の時点では、交渉で獲得することはできない」
「選手もオファーを待っている。もしアーセナルが今夏獲得しない場合、アトレティコと契約延長することになるからだ。アトレティコはオファーする準備ができている。だからこそ、彼は今後数週間の間にアーセナルがどうするつもりなのか、理解するために待っている」
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