アトレティコ・マドリーはすでにクラブワールドカップの準備に本格的に取り組んでいます。この大会は今週、アメリカで開幕し、ロヒブランコは15日(日)に欧州王者パリ・サンジェルマンとの初戦を迎えます。
チームは先週の月曜日からこの大会に向けたトレーニングを開始しましたが、現在はシメオネ監督が代表戦を終えて戻ってくる11人の代表選手たちを迎える中で、徐々に練習の強度を高めているところです。
最初に戻ってきたのはクレマン・ラングレで、彼はスペインとのネーションズリーグ準決勝で股関節を痛めた後、早期に代表を離脱していました。その他のヨーロッパ勢の選手たちも順次合流予定で、南米の選手たちはロサンゼルスでのチーム合流となる見込みです。
その間、シメオネ監督は現時点で揃っているメンバーで大会に向けた準備を進めています。現時点では主力選手の多くが不在のため、選手の配置についてはまだ判断が難しい状況ですが、それでも戦術面・システム面において、いくつかの意図が見え始めています。
その中で、日曜日のトレーニングでは、今季終盤に一部使用された4-5-1のシステム、そしてシーズンを通して主に用いてきた4-4-2のシステムが見られました。
具体的には、両サイドバックにジョレンテとガラン、センターバックにはヒメネスとル・ノルマン(またはラングレ)、セントラルミッドフィールダーにバリオスとデ・パウル、インサイドハーフにはジュリアーノとギャラガー(またはリーノ)、そして2トップにはグリーズマン(またはセルロート)とフリアン・アルバレスという構成です。
攻撃の柱であるアルバレスが確定と見られる中、セルロートが起用される場合は4-4-2の継続が濃厚で、左サイドの中盤に誰を配置するか、リーノかギャラガーか、それともバリオスとデ・パウルを支える形でアンカーにコケを置くかが注目されます。
アトレティコは今週火曜日の午前11時にロサンゼルスへ出発予定で、同地がグループステージ期間中の拠点となります。6月15日にPSGと、23日にはボタフォゴと対戦し、20日にはシアトル・サウンダーズとの一戦がルーメン・フィールドで行われます。
練習はロサンゼルス・メモリアル・コロシアムで行われ、この歴史的なスタジアムは三度のオリンピック開催地としても知られています。ここでアルゼンチン人指揮官は、初戦に向けた最後の細部調整と、フォーメーションに関する決断を下すことになります。
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