混沌のバルセロナ、CL大敗前にグリーズマンとJ・フェリックスのトレードを提案していた?

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バルセロナは、昨夏獲得したばかりのFWアントワーヌ・グリーズマンをアトレティコ・マドリーへ差し出すオファーを提示していたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

チャンピオンズリーグ準々決勝で歴史的な大敗を喫し、改革を推し進めるバルセロナ。ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は「バイエルン戦前からいくつかの決断を下している」と主張しており、ロナルド・クーマン監督を新たに招へいした。そして同指揮官は、ルイス・スアレスらベテラン4選手へ“戦力外通告”を行ったと見られている。その一方で主将リオネル・メッシが退団希望を正式に伝えるなど、クラブ内部は大きな混乱が広がっている。

そんなバルセロナだが、バイエルン戦の数日前にアトレティコに対して驚きのオファーを送っていたようだ。『マルカ』によると、ジョアン・フェリックス獲得のために昨夏獲得したばかりのグリーズマン復帰を提案したという。

アトレティコ側はグリーズマンの復帰には興味を示すものの、フェリックス放出はすぐさま拒否。トマ・レマルとジエゴ・コスタを代わりに提示したが、これはバルセロナ側が拒否したようだ。

バルトメウ会長は、昨夏ドレッシングルームに大きな動揺を与えた末に獲得したグリーズマンを諦めるつもりだったという。同メディアは、今回の動きを「責任者バルトメウの混沌とした不安定な管理の新たな例」と分析。そしてグリーズマンの年俸が2100万ユーロ(約26億円)であること、フェリックスの年俸が350万ユーロ(約4億4000万円)であることを指摘し、「彼にとってお金が最優先であることを再び示した」と綴っている。

なおバイエルン戦後には、バルトメウ会長は売却不可の7選手の内にグリーズマンを含めていた。フランス『レキップ』によると、スアレスとメッシがバルセロナを去った場合、グリーズマンが新シーズンの中心になると指摘している。

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