アトレティコ・マドリーは、今月6月中旬からアメリカで開催されるクラブ・ワールドカップに向けた準備を続けています。この大会はFIFAが新たに立ち上げたもので、過去4年間の国際大会で高い成績を収めたクラブ同士が競い合います。アトレティコが決勝まで勝ち進んだ場合、7月中旬まで戦いが続くことになります。
この日、アトレティコはマハダオンダにあるセルロ・デル・エスピノ練習場で2部練習を行いました。午前中は主にジムでのトレーニングと戦術的な取り組みが中心で、午後は技術的な練習に重点を置きました。
新たな出来事として注目されたのは、午後のセッションにパブロ・バリオスが体調不良により欠席したことです。彼は午前のトレーニングには問題なく参加していました。
クラブの説明によると、バリオスは体調が回復すれば今後も通常通りのトレーニングに参加できる見込みとのことです。今回の2部練習は、フィジカルと強度の両面で非常に要求の高い内容だったと技術スタッフは語っています。
ヤン・オブラク、ナウエル・モリーナ、ホセ・マリア・ヒメネス、ロビン・ル・ノルマン、クレマン・ラングレ、ロドリゴ・デ・パウル、ジュリアーノ・シメオネ、コナー・ギャラガー、アンヘル・コレア、フリアン・アルバレス、アレクサンデル・セルロートらは、国際試合に臨むため、それぞれの代表チームに帯同しています。
現在トレーニングに参加しているトップチームのメンバーは、フアン・ムッソ、セサル・アスピリクエタ、アクセル・ヴィツェル、ハビ・ガラン、ヘイニウド、コケ・レスレクシオン、パブロ・バリオス、トマ・レマル、サム・リーノ、マルコス・ジョレンテ、ロドリゴ・リケルメ、アントワーヌ・グリーズマンに加え、デポルティーボ・アラベスへのレンタルから復帰したカルロス・マルティンです。ただし、前述の通りバリオスは昨日の2部練習のうち午後のセッションを欠席しました。
また、練習には多くのカンテラの選手も参加しています。サルバドール・エスキベル、ハビエル・ボニャール、ジェロ・スピナ、イリアス・コスティス、ダニ・マルティネス、フリオ・ディアス、ハビ・セラーノ、タウフィック・セイドゥ、ラヤン・ベライド、イケル・ルケ、ルベン・ゴメス、ハビ・アロンソ、セルヒオ・エステバン、アドリアン・ニーニョなどが名を連ねています。
シメオネ監督、戦術テストを開始
この数日間、シメオネ監督は前述の6名程度のトップチーム選手に加え、復帰したカルロス・マルティンを使って、以下のメンバーによる戦術テストを行ってきました。
ムッソ、ジョレンテ、ヴィツェル、ヘイニウド、アスピリクエタ、リケルメ、コケ、バリオス、リーノ、グリーズマン、カルロス・マルティンという構成です。
ただし、選手の入れ替えはあったものの、これはあくまで暫定的なもので、実際の試合に向けた本格的なチーム作りは、全ての選手――特に国際試合から戻る代表選手たちがアメリカで合流してからになる見通しです。
コメント