ジョニー・カルドーソを巡るアトレティコとベティスの隔たり

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・カルドーソは最近、アトレティコ・マドリーが中盤の補強に向けて最優先で狙うターゲットとなりました。より攻撃的な中盤のタイプとしてはアレックス・バエナが優先事項である一方で、レアル・ベティス所属のカルドーソは、来季に向けてアトレティコの中盤を強化するために選ばれた選手です。

アトレティコは、アンダルシアのクラブがカンファレンスリーグ決勝(チェルシーに敗北)を戦い終えるのを待ってから、23歳のアメリカ人選手についての交渉を始めました。しかし、ベティスが提示した要求額は、アトレティコ側にとっては過大と受け取られました。ベティスは選手に対して4,000万ユーロを要求しているのです。

アトレティコは、約2,500万ユーロのオファーを提示しました。これは、トッテナムがカルドーソ獲得のために支払う必要のある買取オプションの金額と同じであり、現時点ではトッテナム側がそのオプションを行使する意思を見せていない状況です。したがって、現在カルドーソがアトレティコの一員となるには1,500万ユーロの差があります。

この取引にロドリゴ・リケルメを含める可能性も検討されており、これはアレックス・バエナの交渉でビジャレアルと話し合っている内容にも関連しています。ただし、ベティス側はこのオプションに対してあまり乗り気ではないようです。

一方で、カルドーソ本人はアトレティコへの移籍に非常に前向きな姿勢を見せていますが、自身が快適に過ごし、感謝の気持ちを持っているベティスに対してプレッシャーをかけるつもりは全くありません。たとえアトレティコへの移籍が魅力的であっても、マヌエル・ペジェグリーニ監督の下でベティスにとどまることにも問題はないと考えています。

アトレティコは依然としてカルドーソを中盤の最重要ターゲットと位置づけていますが、ベティスとの条件面で歩み寄れない場合に備えて、他の選択肢も模索しています。ここ数日、イタリアからはスタニスラフ・ロボツカの名前が浮上しています。彼であれば2,500万ユーロの金額内に収まる見込みです。ただし、ナポリ所属のこのスロバキア人選手はすでに30歳(11月には31歳)であり、昨夏からアトレティコが追い求めている「若返りプラン」には合致しないと見られています。

それでも、イタリア国内の報道によれば、ディエゴ・シメオネ監督は4月末に元セルタ・デ・ビーゴ所属のロボツカと会話を交わしたとされています。シメオネ監督は当時、息子の試合(ナポリ対トリノ)を観戦するためにナポリを訪れており、その試合でロボツカは先発出場していました。

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