アトレティコ・マドリー対レアル・マドリーのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で、フリアン・アルバレスが蹴ったPKが取り消された件が、今なお大きな波紋を呼んでいます。理由は、彼が蹴る前にボールを2回触ったとされているためでした。この件を受け、サッカーのルールを定める機関であるIFAB(国際サッカー評議会)は、ルール14に関する修正を発表し、今回のようなケースでは「PKをやり直すべきだった」との見解を示しました。
この一件で、さらなる論争が巻き起こっています。そしてこの状況の中、マヌ・カレーニョ氏は自身が司会を務める番組『エル・ラルゲロ』で、IFABの対応について大きな驚きをもって非難しました。彼は、「今になってIFABが、3か月経ってから『あのPKはやり直すべきだった』という結論に至ったらしいです。申し訳ないですが、笑ってしまいますよ。僕たちをバカにしてるんでしょうか?特にアトレティコ・マドリーの人たちを…。3か月も経ってからですよ!誰かが出てきて『この3か月間、映像を見続けてね…』なんて言って。結局、ルールが変わったわけじゃなくて、当時の適用が間違っていたってことです」と語りました。
カレーニョ氏は続けて、「要するに『明確化』をしたんです。ルールが誤って適用されたことが問題なんです。正しく適用されていれば、フリアン・アルバレスはPKを蹴り直すべきだったということになります。で、今さらどうするんですか?」と疑問を呈しました。「時間は過ぎて、アンチェロッティはもうブラジルにいるし、シャビ・アロンソはレアル・マドリーの監督として正式に就任した。クラブワールドカップも始まりますよ。そんな中で、3か月も経ってから『あのPKはやり直すべきだった』とIFABが言い出すんです。僕たちはこういう人たちに委ねられてるわけですよ。神様、どうかお助けください」と皮肉を込めて語りました。
そして最後にこう締めくくりました。「これは重大な問題です。世界最高峰の大会であるチャンピオンズリーグで、こんなことが起きるなんて、笑い話にしかなりませんよ。」
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