ラ・リーガのシーズン終了後、1週間以上の休暇を終えたアトレティコ・マドリーが、再びトレーニングを開始しました。ディエゴ・パブロ・シメオネ監督率いるチームは、6月2日(月)の午後、セロ・デル・エスピノにてピッチに戻りました。
トップチームの選手の数は少なかったものの、カンテラの選手たちが多数参加し、目立つ存在となっていました。コスティス、ニーニョ、ボニャール、フリオ・ディアス、ハビ・セラーノ、エスキベル、タウフィックなどが練習に参加していました。とはいえ、彼ら全員がアメリカ遠征に帯同するわけではなく、実際に帯同するのはごく少数にとどまる見込みです。ただし、トップチームの選手が限られている現状において、今後13日間の準備期間中、彼らの協力は不可欠です。
ヤン・オブラク、ナウエル・モリーナ、ホセ・マリア・ヒメネス、ロビン・ル・ノルマン、クレマン・ラングレ、ロドリゴ・デ・パウル、ジュリアーノ・シメオネ、コナー・ギャラガー、アンヘル・コレア、フリアン・アルバレス、アレクサンデル・セルロートといった主力選手たちは、それぞれの代表チームで国際試合に参加中です。
この初回セッションには、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督自身も私的な理由により不在でした。監督は、6月3日(火)の午前中のセッションから合流予定です。
この日の練習に参加したトップチームの選手は、フアン・ムッソ、セサル・アスピリクエタ、アクセル・ヴィツェル、ハビ・ガラン、ヘイニウド、コケ・レスレクシオン、パブロ・バリオス、トマ・レマル、サム・リーノ、マルコス・ジョレンテ、ロドリゴ・リケルメ、アントワーヌ・グリーズマンでした。
ムッソ、ラングレ…そしてモルドヴァン
別の話題として、ディエゴ・シメオネ監督はクラブワールドカップにおいて、契約上の問題で出場が不透明とされていたフアン・ムッソとクレマン・ラングレの両名を起用できることが明らかになりました。MD紙によると、アルゼンチン人のムッソについては問題はなく、すでに月曜日の練習にも通常通り参加しています。
ラングレに関しても、アトレティコはバルセロナとの契約状況にかかわらず、ワールドカップに出場可能であると発表しています。すでにレンタル契約にはこのような状況への対応が盛り込まれていたとのことです。
クラブ側によると、選手登録が可能となる6月30日以降に向けて、必要な書類手続きが進められる予定です。アトレティコは、レンタル契約のままでも、あるいはバルセロナとの契約解除により完全移籍となっても、センターバックとしてラングレ選手を戦力として見込んでいます。
また、注目すべきはホラツィウ・モルドヴァンに関する状況です。彼はアトレティコ所属のGKで、昨シーズンはサッスオーロにレンタル移籍していました。クラブは彼をアメリカでのクラブワールドカップに帯同させるべく、交渉を進めています。これは、GKを4人連れて行くか、あるいは3人に絞り、6月30日で契約満了となるアントニオ・ゴミスのアトレティコでのキャリアをこの大会で締めくくるという選択肢になります。
ただし、現在モルドヴァンはFIFA国際Aマッチ期間中でルーマニア代表に参加しており、このことが交渉を長引かせている要因となっています。
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