カルドーソの時

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水曜日にポーランドで行われたカンファレンスリーグ決勝戦、ベティス対チェルシーの一戦において、アトレティコのファンにとって大きな注目点の一つは、ジョニー・カルドーソのプレーを見ることでした。このアメリカ人ミッドフィルダーは、来シーズンからコルチョネロの“5番”=守備的MFの最有力候補となっています。

メトロポリターノでは、カルドーソの資質、将来性、若さ、そして価格面から見ても、このポジションを補強するのに理想的な選手であるという点で、すでに数か月前から意見が一致しています。

ベティスとカルドーソ本人は、ここ数週間、ブロツワフで開催されたこの水曜日のカンファレンスリーグ決勝戦(チェルシーが4-1で勝利)に集中していたため、アトレティコとしては、これまでいかなる交渉も控えてきたのです。

しかし、決勝戦が終わった今、アトレティコはこの移籍を成立させるために本格的に動き出す予定です。ベティス側は、カルドーソの売却に完全に消極的というわけではありませんが、9月に24歳になるこの選手に対して、2,500万ユーロ程度の移籍金を求めています。

カルドーソはアメリカ代表として18回の出場経験があり(イタリア国籍も保有しています)、ベティスとは数か月前に契約を見直しており、現在は2030年までの契約となっています。これは今夏の移籍があった場合に、クラブがより多くの移籍金を得られるようにするための措置です。

カルドーソ本人は、アトレティコと契約し、自身のキャリアをさらにステップアップさせることに前向きです。この移籍により、チャンピオンズリーグに出場できる可能性もあり、クラブ・ワールドカップにも出場したいと考えています。ただし、ベティスには非常に感謝しており、合意を急かすような圧力をかけるつもりはありません。

一方で、アンダルシアのクラブは、以前からロドリゴ・リケルメの獲得を望んでいます。昨シーズンにはレンタル移籍を打診し、今もその名前が再び交渉のテーブルに上がる見込みです。アトレティコは、カンテラ出身のこの選手を放出する方針であり、完全移籍か、他の取引への組み込みか、いずれかの形になる見通しです。そして現在、アレックス・バエナの獲得交渉を進めているビジャレアルが、リケルメ獲得に最も近いクラブとなっています。

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