レスター・シティに所属する日本代表FW岡崎慎司は、アトレティコ・マドリーに対してプレミアリーグのクラブとは違う強さを感じたようだ。
レスターは12日、チャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグでアトレティコと対戦。0-1と最少点差で敗れたが、岡崎は「力の差があった」ことを認めている。さらに前からプレスをかける方法が上手くはまらなかったことを明かした。
「プランとしてはもう少し前から行きたかったんだと思いますけど、多分予想外に上手く行かなかった。疲れとか色々ありましたしね。だから最終的には、監督も僕を代えたんだと思います。僕も追って追って、剥がされるとっていう、どうしようもない状況でした。しょうがないなって思いますけどね」
プランが上手く行かなかったことにより、リトリートしてアトレティコの猛攻を耐えることとなったレスター。岡崎はスペインのチームだからこそ、ここまで押し込まれる展開になったと感じている。
「セビージャ戦もそうでしたけど、自分たちが引くとやられてしまうという印象でしたね。プレミアのチームだとあんなに上手くない。ボールの出し入れとか、ワンタッチとか、そこの違いはありますよね。プレミアだったらあれだけ引いたら、そこまでやられることはないですよ。そういう意味ではスペインのサッカーを感じられました。セビージャのほうが引いて守ったときの怖さというか、作り方は上手かったなって感じはしますよね」
一方で、自分たちが引くことで、カウンターのチームであるアトレティコが「困っていた感じはあった」と話す岡崎。セカンドレグに出られるかどうかはわからないとしながらも、「どんな役割でもやる」と今後に向けて力強く語った。
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