アトレティコ・マドリー首脳陣は、8日に行われるリーガエスパニョーラ第31節、レアル・マドリーとの一戦を前に予定されている食事会に欠席することを考慮しているのかもしれない。スペイン『マルカ』が伝えている。
スペインでは最近、レアルのアラベスDFテオ・エルナンデスへの関心が話題を呼んでいる。テオは今季レンタルでアラベスに加入しているが、同選手の保有権を有するのはアトレティコだ。
レアルとアトレティコの間には、「紳士協定」が結ばれているといわれてきた。だがレアルが契約解除金2400万ユーロ(約28億円)を支払えば、アトレティコの意思とは無縁に移籍は実現する。レアルはすでに同額を準備してテオ獲得に向けて動いているとされる。
この動きを、アトレティコ側は快く受け止めていない。スペイン『オンダ・セロ』『マルカ』が伝えたところ、アトレティコ首脳陣は今週末の試合前のレアル幹部との食事会をキャンセルすることを検討しているという。
この数年良好な関係を築いてきたレアルとアトレティコだが、将来有望な若手選手の去就をめぐり、ダービーマッチ前に“場外戦”が勃発している。
コメント