F・トーレスが入団会見 「いつも何かが欠けていた」

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アトレティコ・マドリー移籍が内定しているFWフェルナンド・トーレスが、入団会見を行った。F・トーレスは、2007年にクラブを離れて以降、自身に何かが不足していると感じていたようだ。

1月5日にイタリアの移籍市場が開き次第、アトレティコ移籍が決定するとみられるF・トーレス。クラブは4日、F・トーレスの入団会見とファンへのお披露目を行っている。

入団会見の場でエンリケ・セレソ会長からの紹介を受けたF・トーレスは、古巣でタイトルを獲ることが目標だと語っている。

「今日、出席してくれた人たちに感謝したい。エンリケが言った通り、7年半前に僕たちは別れを告げた。そしてついに、僕たちは今日ここにいる。とても特別で感情が高ぶる日だ。僕とクラブが成長するために退団しなければならなかったのは、キャリアで最もつらい瞬間だった」

「だけど、時間は僕たちが正しかったと教えてくれた。クラブは成長して戦うチームを作り上げた。そして、僕は望んでいたタイトルを獲得した。でも、僕には何かが欠けていた。アトレティコでタイトルを取ることだ」

移籍に際しては、アトレティコ在籍時にチームメートだったディエゴ・シメオネ現監督の存在が大きかったようだ。

「明日からは、チームを助けることだけを考えるよ。僕はチャンピオンのチームにいる。カンテラの評価を尊重しながらタイトルを勝ち取ったチームだ」

「チョロ(シメオネの愛称)は、僕の復帰において重要だった。最初から大きな信頼を示してくれたんだ。僕は彼のことをよく知っている。とても要求が高い人だと分かっているよ。選手としても要求が高かったので、監督になった今はそれ以上だと想像している」

入団会見の後アトレティコの本拠地ビセンテ・カルデロンで行われたお披露目には、約4万5000人のサポーターが駆け付けた。なお、F・トーレスの背番号は「19」になる。

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