ミランFWフェルナンド・トーレスが期限付き移籍で加わると、アトレティコ・マドリーが発表した。古巣への帰還に、トーレスは感激のコメントを残している。
イングランドで苦しい時を過ごしたトーレスは、8月にチェルシーからミランに期限付き移籍した。先日、ミランへと完全移籍を果たし、1月からアトレティコ・マドリーに期限付きで加わることになった。
トーレスにとっては、下部組織時代から過ごした心のクラブへの復帰となる。ドバイで参加している国際スポーツ会議の場で、温めてきた思いを語った。
アトレティコも、トーレスがいた頃とは大きく様変わりした。また、その大きくなった我が家への帰還を喜んでいる。
「この数年で多くのトロフィーを勝ち取った素晴らしいクラブだ。誰にでも、家に帰らなければならない時がある」
「子どもの頃、僕はスタンドに立っていた。復帰できるチャンスを得られて、特権的なことだと感じている」
初めてトップチームへ上がった喜び、そして離れてからの寂しさを口にした。
「17歳で初めて試合に出た時、自分の夢を実現させた。1部リーグに復帰させようと努力したけれど、チームをヨーロッパに導けなかった。両者にとってベストだとお互い理解したから、僕はクラブを離れたんだ」
「離れてから7年半になるけれど、アトレティコのためにプレーするという情熱は常にあった。その時を何年も待っていた」
だが、何よりこの言葉が彼の今の気持ちをよく表しているだろう。
「今の気持ちを言葉で表すのは難しい」
その思いをプレーで示してくれることを、ファンは願っている。
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