スペイン『マルカ』の電子版は27日、アトレティコ・マドリーMFアレッシオ・チェルチが、FWフェルナンド・トーレスとのトレードによってミランに加わることを了承したと報じた。
アトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOは、チェルチの代理人セルヒオ・ベルティ氏とトレード移籍に関して交渉を行っていたが、ようやく選手側から了承を得た模様だ。マルカはチェルチの今回の決断によって、「F・トーレスはすでにアトレティコの選手」であるとの見解を示している。
なお以前の『マルカ』の報道によれば、トレード移籍が正式に成立するのは1月5日になる模様。イタリアの市場が開くのが1月5日であり、ミランが同日にチェルシーの所持するF・トーレスの全保有権を手中に収めるためだ。しかしながらアトレティコのディエゴ・シメオネ監督は、現役時代の元チームメートでもあるF・トーレスを、今月の30日にもチーム練習に加えることを希望しているようだ。
F・トーレスとチェルチはそれぞれ、2016年6月30日までのレンタルによって移籍先に加わる見込み。このレンタル期間において、両選手の年俸は現所属先が賄うと見られている。
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