アトレティコ・マドリーの監督ディエゴ・パブロ・シメオネは、ラス・パルマスに最小得点差で敗れた試合後、メディアの前に姿を見せました。この敗戦により、アトレティコは実質的にラ・リーガ優勝の可能性が消滅したことになります。現在、残り18ポイントを残してバルセロナとの差は10ポイントです。
試合後、ラ・リーガ優勝争いについて問われたシメオネ監督は、その質問をはっきりとかわしました。「今はラ・リーガのことは考えていません。いろいろ考えることはありますが、それについてではありません」と語りました。
試合全体について、アトレティコの指揮官は次のように評価しました。「前半には2つの重要なチャンスがありましたが、ゴールに結びつけることができませんでした。後半は、私たちが望んでいた試合内容にはなりませんでした。交代選手たちも、チームに良い変化をもたらすような入り方ができませんでした。そして、相手は最後まで粘り強く戦い続けました。」
失点については、2人のセンターバックへの不満がにじむコメントも残しています。「マタがどうボールを争うかはよく知っています。彼のその粘り強さは間違いなく称賛すべきもので、あの一見失われたように見えたボールを諦めずに追いかけた結果、ゴールにつながりました。あのゴールはラス・パルマスに大きな力を与えるものでした。」
また、チームにとっての問題のひとつとして、ベンチからの流れを変える選手がいなかったことを挙げています。「チームがいつものように反応できませんでした。普段であれば、交代選手が入ったことで試合が変わる場面が多くあります。これまではほとんどそうでした。今回はうまくいかなかった、それもまたサッカーの一部です」と締めくくりました。
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