アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、ラス・パルマス戦を前に、グラン・カナリア・スタジアムでの試合に先立ち、聖金曜日にマハダオンダで行われた最後のトレーニング後、メディアの前に姿を見せました。
コレアについて
「彼がいないのは間違いなく痛いです。特に途中出場したときに大きなインパクトを与える選手であり、私たちに多くのものをもたらしてくれます。出場できなかった間も非常に良いトレーニングを積んでおり、それは彼がいつも見せてきた姿勢と同じです。アトレティコに対する彼の常に変わらない献身と、日々のトレーニングにおける強い意欲は非常に心強いです。」
リケルメとレマルは好機を活かしています
「セビージャ戦やバジャドリード戦の後、トムとリケルメがあまり出場していなかったことを話し合いました。彼らは出場機会を与えられたときに、チームの力を高める貢献をしてくれています。これが私たちが求めるレベルであり、アトレティコ・マドリーが要求する基準です。この調子を維持してくれることを願っています。」
セルロートについて、スタメンからのチャンスを活かすこと
「アレックスの働きにはとても満足していますし、それを本人にも伝えました。スタートから出るときも、途中出場で試合を変えに行くときも、しっかり役割を果たしてくれています。彼の仕事はゴール前でのプレーであり、試合の展開は刻一刻と変わりますが、彼はその中でも非常に重要な存在です。」
センターバックについて
「私たちにはチームの要求に応えられる重要な選手が必要です。クレマンやロビン、そして長年共に戦っているホセのことは言うまでもありません。彼らは最善の形で競い合っています。ロビンは完全に回復しており、非常に堅実で、私たちが持つ中でも最高クラスのディフェンダーです。そしてクレマンはビルドアップとボールの扱いに優れており、ゲームの組み立てがうまいです。どちらを選ぶかは監督の判断となりますが、チームにとって最善の選択をするつもりです。」
レジェンド級の選手が出場機会を減らしていくときの選手と監督の関係性について
「年齢を重ね、試合勘やスピード、チーム内での存在感を失っていくと、監督は現在に生き、チームも同じく“今”を重視します。もちろん、選手としての格やクオリティは失われませんが、それでも自分の置かれた立場からチームをどう支えるかを考える必要があります。私たちはこのような状況を経験した多くの選手たちと、うまく向き合ってきたと思っています。私自身も選手時代に同じ経験をしましたが、ほとんどの場合、その瞬間には理解できません。なぜなら、選手は誰でも試合に出たがるものだからです。たとえ36歳でも、28歳でも、16歳でも、出場したい気持ちは変わりません。」
2試合での逆転勝利について
「私たちは多くの試合で逆転する幸運に恵まれてきました。シーズンは非常に長いですから、時には逆転できなかったり、逆に相手に逆転されたりすることもあります。ですが、これまでのところポジティブな経験の方が多いです。」
ラス・パルマスとファビオ・シウバについて
「ラス・パルマスの監督はとても良い仕事をしています。今のような状況でもしっかり競い合う術を心得ており、どの試合でも常に高い競争力を見せています。それは非常に重要なことです。相手にも必要なものがあるでしょうが、私たちにも同様にあります。彼らはロングボールの質が高く、セカンドボールの回収力があり、良い足元を持った若手選手によるトランジションも持ち味です。ファビオについては、非常に努力家でフィジカルも強く、攻撃において大きなエネルギーを生み出す選手です。どの監督であっても、彼のような働きはありがたいと思うはずです。」
ワールドカップへ向けて現在の陣容を維持するのか、それとも変更があるのか…
「ラス・パルマス」
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