アトレティコ・マドリーにとって朗報です。ディエゴ・パブロ・シメオネ監督は、負傷中の2選手の状況に注目していましたが、今週末に行われるUDラス・パルマス戦には出場可能な状態になりそうです。これは当初の予定通りでもあります。
その2選手とは、ロドリゴ・デ・パウルとサム・リーノです。両選手は2週間前に軽度の筋肉系の負傷を負い、セビージャ戦およびレアル・バリャドリード戦を欠場していました。
4月16日(水)のトレーニングでは、デ・パウルはまずフィジカル&リハビリ担当のオスカル・ピティージャスとともに別メニューでトレーニングを開始しました。チームメイトのアンヘル・コレアのサポートも受けつつ、ロングボールを交えたボールトレーニングを行いました。その後、先日のバリャドリード戦で控えだった選手たちのグループに合流し、より負荷の高いトレーニングに参加しました。
アルゼンチン代表のデ・パウルは、練習の後半も完全にチームとともにプレーし、Bチームの選手たちを交えたミニゲームにも参加しました。すでにメディカル的には復帰許可が下りており、競技復帰許可も近く、18日(金)に発表されるラス・パルマス戦の招集リストに名を連ねる見込みです。
また、回復がやや遅れていたサム・リーノも、最終段階に差し掛かっています。16日の練習では、これまで見られなかったピッチ上でのランニングを実施している様子が確認されました(ただし、以前にも一部では行っていた模様です)。
この日は、持続走・スラローム走・方向転換・リズムを変えたジャンプなどを行った後、ボールを使ったトレーニングにも取り組み、さらにはロングボールも蹴るまでに回復しています。これは、彼がまさに復帰直前の段階に入っていることを示しており、ラス・パルマス戦での招集リスト入りも期待されます。
先発組は軽めの調整
そのほか、バリャドリード戦に先発出場した選手たちは軽めのメニューで調整を行いました。ボールを使ったパス回し(ロンド)やジムでのトレーニングを実施し、一方で控え組は走力強化トレーニングとボールを使ったメニューを経て、戦術的なミニゲームに取り組みました。
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