イタリアの複数メディアは24日、ミランがアトレティコ・マドリーとのトレードを大筋でまとめたと報じた。FWフェルナンド・トーレスとMFアレッシオ・チェルチのトレードが実現に向かっているという。
チェルシーからのレンタルでミランに加入したF・トーレスは、今季1ゴールと期待に応えることができず。先日から去就が騒がれ、最近ではスペインでもアトレティコ復帰が大きく取り上げられていた。アシスタントコーチのヘルマン・ブルゴス氏は、F・トーレス復帰は「素晴らしい」と話している。
一方、チェルチも今季から加入したアトレティコでインパクトを残せず。以前からイタリア復帰の可能性が報じられ、ミランとともにインテルも強い関心を示していた。だが、イタリアメディアによると、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOはインテルを出し抜いて獲得に迫っているという。
ミランは1月からアジアカップに出場するMF本田圭佑がチームを離脱する。フィリッポ・インザーギ監督は本田離脱の穴を埋めるべく、前線の補強を望んでおり、チェルチがトップターゲットと言われていた。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『スカイ・スポーツ』、『スポーツメディアセット』、『gianlucadimarzio.com』といったイタリアの主要メディアは24日、チェルチのミラン加入が「ほぼ決まり」と報じている。
報道によると、ミランとアトレティコは18カ月のレンタルで両選手をトレードすることで合意したという。ただし来夏、チェルチにオファーが届き、アトレティコが売却に応じた場合は、このレンタルトレードが解消されるという。
イタリアメディアは、クラブと選手の間でサラリーに関する合意がまだ実現していないとしつつ、移籍実現はほぼ確実と報道。ミランはチェルチが27日から始まるドバイ合宿から合流することを望んでおり、F・トーレスは29日にアトレティコに合流するのではないかと伝えている。
コメント