アトレティコ・マドリーの監督ディエゴ・シメオネは、バジャドリード戦の勝利後、メディアの取材に応じました。
リケルメについて
「皆さんがご覧の通りです。選手がダイナミックで縦への意識があり、チームのニーズを考えてプレーしているかどうかは見れば分かります。彼は良いスタートを切りましたが、その後は出場機会が減りました。そして今は、チームが必要とするプレーをしているからこそ起用されています。」
フリアン・アルバレスについて
「素晴らしいシーズンを送っています。我々はまさにこのタイプの選手を求めて獲得しました。セビージャ戦、そして今日も、彼はチームの攻撃の重責を担いました。我々には彼のような特長を持った選手が必要です。非常に良い競争をしています。リーグではすでに14得点を記録していますが、彼には『レヴァンドフスキの方がもっと得点しているよ』と伝えています。」
選手たちの緊張感は下がったのか
「セビージャ戦でも今日もそうでした。PKや壁に当たってのゴールは偶然の産物でした。ラングレの肘によるPKも、特に何も起こっていない場面でのことでした。重要なのはチームの反応です。ジュリアーノが得たPK、そして彼のゴールは、試合が難しい局面にあったときに生まれました。その後、少し落ち着いてプレーし、後半は冷静な入り方ができたことが守備にとっても良かったです。60分以降は、我々が望んでいた形になりました。縦への攻撃、エリア内でのプレー、中距離からのシュート、そしてより多くの選手がボックスに入るようになりました。そういった展開が最後まで続きました。」
個人のミスでチーム全体が余分にエネルギーを消費しているのでは
「簡単な試合というものはありません。すべての試合に困難があります。常に試合を支配できるわけではなく、時には予期せぬことも起こります。今日もそのような試合でした。サッカーは待ってくれません。『今』が大事です。我々は今日という日に集中し、チーム全体の努力でしっかりと対処できたと思います。」
セルロート、ベンチから11得点。どうやって納得させているのか、そして引き留められるか
「彼とは正直に、面と向かって話しています。それだけです。」
ジュリアーノ、この活躍は予想していたのか
「ここまでの活躍は予想していませんでした。ただ、戦力として貢献できるとは思っていました。だからこそ、彼をチームの一員として加えることを決めたのです。非常に良いシーズンを過ごしており、力強いパフォーマンスを見せています。今後もこの調子を維持してほしいですね。誰からも何も与えられていませんし、これからも与えられることはありません。彼自身が一番よく分かっているはずです。私のことをよく知っていますから。」
コケについて
「我々にとって非常に重要な存在です。何度でも言います。経験もあり、我々が必要としていることを理解してくれています。私のこともよく知っていますし、これからも一緒にいてほしいと思っています。」
レマルについて
「彼は本当に努力しています。しばらく試合に出ていませんでしたが、タイミングを見て起用したところ、持ち味を見せ始めました。他の選手とは異なるゲームビジョンを持っており、チームに落ち着きと安心感を与えてくれます。彼にボールが渡ると、何かが起きそうな気配が漂います。このまま成長を続けてほしいですね。彼は本当にサッカーが上手いです。」
グリーズマン、60分前に交代。再び以前の状態に戻るには何が必要か
「今は最高の状態ではありません。彼には長年にわたりアシストとゴールで我々を驚かせ続けてきた実績があります。監督である私は、それでも彼を信じて起用し続けています。彼のプレースタイルが好きです。残り7試合、我々には最高の選手たちがピッチに立っている必要があります。」
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