スペイン警察は16日、アトレティコ・マドリーの過激ウルトラス“フレンテ・アトレティコ”に属する30名以上を死亡事件に関わった疑いで逮捕に向かう動きを見せている。スペイン『EFE通信』や『パイス』が伝えた。
事件は先月30日に行われたリーガエスパニョーラ第13節のアトレティコ対デポルティボの試合前に起こった。“フレンテ・アトレティコ”とデポルのウルトラス“リアソール・ブルース”の合計200名以上が殴り合いや物の投げ合いをするなど激しい衝突を起こし、“リアソール・ブルース”に属していたフランシスコ・ハビエル・ロメロ・タボアダさんが襲撃を受けて亡くなった。
スペインメディアによれば、スペイン警察は死亡事件に関わった疑いで30名以上を逮捕することを決めたようだ。そのうち2名は事件に深く関与したとみられている。また、今回の動きが「巨大な暴力、ガリシア地方のサポーター死亡事件に関わった個人を逮捕するための捜査の第一段階」であることも伝えられている。
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