アトレティコ・マドリーの今シーズンの得点王であるアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスは、バルセロナのウインガーであり、今週日曜日にメトロポリターノで対戦するライバルであるラミン・ヤマルについて、「現時点で世界最高の選手の一人」だと語りました。また、「彼のクオリティは称賛に値し、彼のような選手がいることは観客にとって贅沢なことだ」と評価しました。
今週日曜日のラ・リーガ直接対決で相まみえるフリアン・アルバレスとラミン・ヤマルは、それぞれのチームの中心選手として注目されています。2月25日に行われたコパ・デル・レイ準決勝の第1戦では、4-4の激しい試合となり、アルゼンチン代表FWは1ゴールを決め、アントワーヌ・グリーズマンへのアシストも記録しました。一方のスペイン代表ウインガーはアトレティコの守備を突破し、2ゴールを演出しました。
現在、”ラ・アラーニャ”の異名を持つアルバレスは、アルゼンチン代表としてワールドカップとコパ・アメリカを制覇し、今シーズンは22ゴール・5アシストを記録。一方、バルセロナの17歳の若きスター、ラミン・ヤマルはスペイン代表としてユーロ2024を制し、今季12ゴール・16アシストを記録。さらに、リーガ・エスパニョーラで最多の成功ドリブル数(140回)を誇る選手となっています。
「彼はとても若いですが、現時点で世界最高の選手の一人です。あの年齢であれだけのプレーをし、クオリティを持っているのは本当に称賛すべきことです。最高の選手たちと対戦するのはいつだって楽しいことですし、観客にとっても、彼のような選手がいるのは贅沢なことです」と、フリアン・アルバレスはEFE通信に対して語りました。
「彼ら(バルセロナ)はいつも通り、自分たちの強みを活かした試合をするでしょう。ボールを動かし、ラミン・ヤマルやハフィーニャのような、今絶好調の選手たちを生かしたプレーをしてくると思います。彼らは非常に高いクオリティを持つ選手を擁していますが、僕たちも試合に向けて準備を進めています。自分たちのゲームプランを実行し、チームの強みを活かし、努力と謙虚な姿勢で試合を乗り切ります」とアルバレス選手は意気込みを語りました。
また、アトレティコ・マドリーのセンターバックであり、ヤマルと共にスペイン代表としてユーロ2024を制したロビン・ル・ノルマンも、バルセロナの若きウインガーを高く評価しました。「彼は特別な才能を持つ選手です」とコメントし、さらに「この年齢で、あれだけのクオリティを持ち、大事な試合でも落ち着いてプレーできるのは驚異的です」と付け加えました。
「しかし、彼の個人技を封じるためには、チーム全体の連携と助け合いが重要です。僕たちは今、守備面で素晴らしいパフォーマンスを発揮しているので、それを維持していきたい」と続け、日曜日の試合での守備の重要性を強調しました。
さらに、アトレティコ・マドリーのMFコナー・ギャラガーもヤマルについて言及。「彼は素晴らしい選手です。その才能をすでに証明していますし、今もなお証明し続けています。特にこの年齢であれほどのプレーをするのは、並外れています。彼はトッププレーヤーであり、非常に止めにくい選手です」と語りました。
ギャラガーは、コパ・デル・レイでの前回の対戦で、ハビ・ガランとともにヤマルを抑える役割を担いましたが、その難しさを認めています。日曜日の試合でも、アトレティコの守備陣がこの才能あふれる17歳のウインガーをどう抑えるのかが、大きな見どころとなりそうです。
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