元プロ審判であり、現在はCadena Serのコメンテーターを務めるイトゥラルデ・ゴンサレス氏は、Carrusel DeportivoのSNSで動画を公開しました。動画の中で彼は、チャンピオンズリーグのPK戦でフリアン・アルバレスが蹴ったシュートについて解説しています。このシュートは、VARの判定により「2度触れた」として無効とされましたが、アトレティコ・マドリーが抗議しているIFABの第14条に基づけば、判定は誤りである可能性があると指摘しています。
「さて、翌日になって審判の議論の焦点が変わりました。今は『彼が2回触ったかどうか』という問題ではありません。それよりも重要なのは、ルールの文言そのものです。問題は『ボールがプレー中だったのか、そうでなかったのか』です。ルールにはこう書かれています。『ボールが蹴られ、明確に移動した時点でプレーが開始される』と。では、フリアン・アルバレスはボールを蹴り、明確に移動させたでしょうか?」
さらに、彼は過去のルール変更を例に挙げ、今回のケースをわかりやすく説明しました。
「例えば、コーナーキックのルールは2年前に変更されました。それ以前は、選手がボールを踏みつけた時点で、もう1人の選手が蹴ればボールはプレー中とみなされていました。しかし、現在のルールではコーナーキックの際、ボールが『明確に移動する』必要があると規定されています。これは今回のケースと同じ解釈ができるはずです。」
この発言は、アトレティコ・マドリーの主張をさらに強固なものにする可能性があります。
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