アトレティコのファンだけでなく、アルゼンチンでもPK取り消しの判定に衝撃が広がっています。チャンピオンズリーグのラウンド16、レアル・マドリーとのPK戦でアトレティコに与えられたPKが取り消されたことに、多くの人々が信じられない思いでいます。
アルゼンチンの有名スポーツ紙「Olé」の一面には、「手を挙げろ!」(Arriba las manos)と大きく見出しが掲げられました。これは、アトレティコがPK戦で「強盗被害」に遭ったことを示唆する表現です。フリアン・アルバレスがPKを決めたものの、VARが「二度触れた」として取り消したことを受けてのものです。
「Olé」の副題では、次のように伝えています。
「シメオネ監督は、フリアンのPKで二度触れたのを見た人は手を挙げてくれと言ったが、誰も挙げなかった。こうしてまたレアル・マドリーが勝つのだ。」
記事内では、次のように述べられています。
「フリアン・アルバレスはPK戦でシュートを決めた。しかし、主審はこれを認めず、試合の流れが一変した。映像は不鮮明であり、チームメートや対戦相手の意見も割れている。」
海外メディアの反応
フランスのスポーツ紙「L’Equipe」は、見出しで「レアルの幸運な星」(La Buena estrella del Real)と報じました。表紙にはキリアン・エムバペの写真を掲載し、またしてもレアル・マドリーが運に恵まれ、アトレティコ・マドリーを退けたことを強調しています。
イタリアの「Corriere dello Sport」は、レアル・マドリーの監督に注目し、「アンチェロッティ、無限」(Ancelotti, infinito)という見出しを採用しました。記事では、カルロ・アンチェロッティ監督が再びヨーロッパのベスト8に名を連ねたことを伝え、アトレティコが最後まで容易に勝たせなかったことにも言及しています。
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