アトレティコ、ヘタフェの「鬼門」となり歴史的な連勝記録を達成する可能性

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アトレティコ・マドリーは、3月9日(日)にコリセウムでヘタフェと対戦します。この対戦は、ヘタフェがスペインのトップリーグに定着した過去15〜20年の間に生まれた比較的新しいダービーです。

しかし、歴史的に見てもこのダービーは非常に一方的な結果が続いています。アトレティコは2011年11月6日以来、ヘタフェに敗れておらず、それ以降の公式戦27試合のうち21勝を挙げています。さらに、そのうち19試合は無失点で勝利するという圧倒的な記録を残しています。

アトレティコはラ・リーガにおいて、ヘタフェ戦で24試合連続無敗(20勝4分)を記録しており、これはクラブ史上、同一対戦相手に対する最長の無敗記録となっています。

傾向の変化
とはいえ、ここ最近のリーグ戦においては、アトレティコが以前ほど容易に勝利を収められなくなっているのも事実です。例えば、アトレティコは直近の7試合のうち4試合でヘタフェにゴールを許しており(合計8失点)、それ以前の17試合ではすべて無失点だったという記録と比較すると、明らかな変化が見られます。この無失点記録は、ラ・リーガ史上、特定の相手に対する最長連続無失点試合数となっています。

それでも、今シーズンの対戦結果を振り返ると、ヘタフェにとっては厳しい状況が続いています。今季のリーグ戦の前半戦ではアトレティコに0-1で敗れ、さらにコパ・デル・レイでは0-5と大敗を喫しました。もし今回も敗れるようであれば、ヘタフェはクラブ史上初めて、1シーズンでアトレティコ相手に全公式戦で3連敗を喫することになります。

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